松山市教委は20日、市立津田中学で夏休み中(7月20日頃~9月7日の約40日間)、使っていないプールで水道水が出しっぱなしになり、プール24杯分にあたる約9900トンが流れ出して約500万円の損害を出したと発表した。 市教委によると、9月7日に同中教諭が流出に気づいて機械室内の注水バルブを閉めたが、管理職に報告しなかった。市教委が今月12日、例年同期の水道料金(約70万円)と比べて異常に高いことを同中に指摘し、発覚した。7月15日に水泳の授業の終了後、体育教諭がバルブを閉め、同20日にも同教諭が確かめたという。しかし、バルブなどに問題はみられず、市教委は同中関係者に弁償を求めるとしている。