タグ

ブックマーク / ameblo.jp/kenokun (29)

  • 『アンコールについて』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 私は、前々からライブやコンサートの最後に必ず行われる儀式のような 『アンコール』が大っ嫌いでした。 全てのセットリストが終わって、 『次が最後の曲です』と言うセリフの後、その演奏が終わり ミュージシャン達は楽器を置いて一旦退場。 その間、舞台上も客電も暗いまま、『アンコール、アンコール、、、』の かけ声と拍手。 しばらくして全員登場、アンコール曲を演奏、 と言う流れが、、、、 来アンコールと言うものは、その日の演奏がお客様にとって素晴しかった時に そのリクエストに応えるために自然と行われるもの。 だから、それは何曲でも良いし、当日にその場で何を演奏するかを決めても良い。 昔、昔、ピアニストのワイセンベルグと言う巨匠のソロ演奏会に行

    『アンコールについて』
    t_ommy
    t_ommy 2011/09/04
  • 『コンペの弊害 こんな解決策は?』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 以前の記事で コンペの弊害 のついて書きました。 反響も大きく、賛否両論でなかなか中身のある論争となりました。 私も問題提起をしたものの、その後の解決策が考え出せないでいましたが 少し思いつく事がありましたので、ここに書いておきたいと思います。 そもそもコンペのどこが問題なのか? #選ぶ側の問題 #たくさんの量の曲を集め過ぎ #そこには全く報酬が発生しない、つまり完全にただ働き #合議制だけあって、結局キャッチーなアレンジに誤摩化され、当の曲の良さでは 選ばれる事が少ない あと、その後考えてみたのですが #そもそも凄い名曲が候補に上るのだろうか? と言う、疑問が湧いてきます。 つまり、自分に置き換えてみると、 ~コンペである~自分

    『コンペの弊害 こんな解決策は?』
    t_ommy
    t_ommy 2011/05/23
  • 『アニメをやっていて良かった!』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 先日の『アニソンのど自慢』で、串田アキラさんと久しぶりにお会いしたのですが いつも変わらない笑顔で、いつも変わらないあのパワー溢れる歌唱力には 正直驚かされました。 当に現役バリバリです。 『今年で何年目なんですか?』 と、訊ねたところ 『アニメは30年、歌手としては42年』!!だそうです。 なんせ、ステージ101からのデビューなんですって。 それだけ歌って来られてるのに、全くと言って良いほどパワーに衰えはありません。 これは、当に最前線の現役のなせる技に他ならない。 芸が荒れていない、とでも言いましょうか、当に凄い事です。 特に、串田さんの歌っておられるジャンルのアニソン特ソンファンには 昔のイメージを絶対に変えて欲しくない

    『アニメをやっていて良かった!』
    t_ommy
    t_ommy 2011/05/09
  • 『なまじの功罪』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 私は皆さんが思っているほど、ピアノは上手くありません。 作曲家だからピアノの名手だろうと想像されますが、実際 そうでもありません。 少しは弾けますが、スタジオミュージシャンのレベルには ほど遠いと思います。 いっつも、ピアノの上手い人に憧れています。 「あんなに弾けたらどんなに良いんだろう」と。 でも、これが落とし穴かもしれません。 なまじ、ピアノが上手かったら..... #作曲家として、ピアノ第一につねに考えたかもしれない。 #すべての曲のピアノパートを自分で弾いて 新しい感覚を取り入れる事など考えなかったかもしれない。 #そもそも作曲家にならずにピアニストになっていたかも しれない。 なまじ、ピアノが上手かったせいで、こんな事に

    『なまじの功罪』
    t_ommy
    t_ommy 2011/02/28
  • 『新作が全て』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 デビューして30年強! 音楽業界と言う競走世界の中で、このように長きに亘って お仕事を続けられて来たのは、当に幸運な事です。 今まで幾多の才能ある人々が、出ては消えて行った事でしょう。 その中で、30年以上も生き抜いて来られたのは、皆様方のご支援の賜物であると 深く感謝をしております。 しかし、こんなにお仕事をしていると、当然の事ながら作品の数は増え、 過去の業績が積み重なって来ます。 それはそれで結構な事なのですが、 少し厄介なのは『過去の業績によってのみ評価される事が多くなった』事です。 つまり、田中公平の「ガオガイガーが良いね」「キングゲイナー燃える!」 「トップはガチだよね」とかです。 昔の作品を愛していただいているので、

    『新作が全て』
    t_ommy
    t_ommy 2011/02/28
  • 『音楽は誰のもの?(まとめ)』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 私の拙文が、少し世間に波紋を起こして、お騒がせしました。 権利者側の人間が、この問題に対して意見を述べる事が 珍しい事だったからなのでしょうが、私はどちら側であろうと、 一人一人ご意見をお持ちのはずだから、もっと活発に議論 しませんか? と、問いかけたかっただけでした。 一部の方しかご存知のない、私のような作曲家の意見だけで なく、もっとビッグと言われている方々が、この件に ついては、あまり主張されないのは、なぜなんでしょうね。 さて、今現在、公取委の排除勧告に対して、JASRACが 異議の申し立てをするか、という中ですので、 今はこの行方を見守りたいと思います。 この議論の中で、今の段階でこれがベストだろうと、両者が 考えている事

    『音楽は誰のもの?(まとめ)』
  • 『音楽は誰のもの?(続き)』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 私の問題提議に、たくさんのご意見、ありがとうございます。 そもそも、ここで論議しても結論が出ない事は重々承知 しております。 しかし、皆さんのコメントの中には、将来に対する ユーザー目線の貴重な意見満載です。 こういう議論を、権利者同士だけではなく、ユーザーも、 政府も含めて、同じ土俵で意見を戦わす場が、どうしても 必要である、と思いました。 私は世に言う”原理主義”では、物事は前に進まないと 思います。 原理主義には、既得権益の守護と言う意味も含んでいます。 権利者側が、時代の流れに沿えず、どうしても昔の夢に すがりつきたい気持ちは良く分かります。 でも、時代は気がつかないうちに、もうすっかり遠くへ 行っています。常識が激変したの

    『音楽は誰のもの?(続き)』
  • 『音楽は誰のもの?(追記)』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 追記です。 私は将来的には、アーチスト自らネット販売などで、 直接ユーザーと一次販売を行い、そこで十分な収入があり、 二次的以降の著作権は、すべてフリーとなる形が一番良い と思っていますが、 なかなか、そうはならないでしょう。 色々な問題が、ありますかかね。 #一人で出来るアーチストは良いけど、たとえば映像関係の 著作物はどうするの? #一次だけペイメントを確保する事によって、コピー天国を 許容する事になりかねない。 #新人など、新しい才能の芽をつむ事にならないか? ちょっと考えるだけで、まだまだありそうです。 ただ、このような動きによって、コラージュやMADなど、 新しいアートの芽が出て来た事も事実ですし、 世の中の流れは、無理矢

    『音楽は誰のもの?(追記)』
  • 『音楽は誰のもの?』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 音楽は誰のものでしょう? 簡単です。 皆んなのものです。 作詞家や作曲家や歌手や演奏者のものでもありますが、質的には その音楽を聴く人、皆んなのものです。 ただ、そうは言っても、それをもとから作り上げた前記の人々には 「著作権を持たす事によって保護しよう」と言うのも、至極当然の 事です。 著作権は印税という形で、我々著作者に振り込まれ、私など、 収入の80%以上がこの印税収入です。 世間に評価され、売れる作品を創れば、自然と収入は増えますし、 そうでない場合は、って行く事も出来ない厳しい世界です。 良い悪いと言う基準ではなく、売れる売れないの基準で判断 される訳ですから、なかなか大変です。 ただ、良い悪いなどは、そもそも何が良く

    『音楽は誰のもの?』
  • 『コンペの弊害のまとめ』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 前の前の記事に、音楽を愛する皆さんが色々なご意見を寄せられて 非常に嬉しかったです。 私の問題提起に、様々の立場の方々からの視点でのご意見の数々、 凄く勉強させていただきました。 その中でも、この意見。 #コンペが無くなると若手には厳しい。 なるほどそうですね。 今まででも、凄く狭い入り口なのに、これさえも無くなると一層大変。 その通りですね。 しかし、残酷な言い方をしますと、 出て来る人は自然と出て来るのです。 コンペなんかなくても。 才能ある人は、どんなに環境が悪くとも、必ず出て来るのです。 逆に言うと、コンペに曲を提出し過ぎると『コンペ病』にかかる事があるので 優秀な若手は気をつけて欲しい、と思います。 (極端な曲作りが日常に

    『コンペの弊害のまとめ』
    t_ommy
    t_ommy 2011/02/28
  • 『コンペの弊害』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 音楽業界では、ある歌手の次の曲を決める上において、 良く『コンペ』と言う方法を使います。 これは、その一つの企画に対して、複数の曲の中からそれに相応しい楽曲を 選ぶと言う方法です。 このところ、なんでもかんでもこのコンペが多い。 ある事務所のコンペなど、100~200曲も一つの企画で集めているらしい。 我々作家もこのコンペに勝ち残らないと、お仕事にならないのです。 そして、このコンペの酷いところは、曲が採用にならないとそのデモテープに対して 一銭のお金も出ない所。 つまり、採用されないと、ただ働きと言う事なのです。 採用されたからと言って、作曲料などは発生しないので、もし全然CDのセールスが 悪ければ、これもただ働きに近い事になりま

    『コンペの弊害』
    t_ommy
    t_ommy 2011/02/27
  • 『美しい転調』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 私が曲解説をやる際に、 その曲の特長を表しているテクニック『転調』について 多くの時間を割く事が良くあります。 他にもその曲が優れている点がたくさんあるのですが(構成や展開など) 私は『転調』のテクニックが最も好きなのです。 それも『美しい転調』が。 もしかしたら『転調オタ』かもしれない。 私が曲を書く際も、必ずどこかの箇所で この『美しい転調』を入れたい! と思って作曲する事が多い。 では、『美しい転調』とは何か? 日の流行歌(Jポップ、アニソン、演歌も含む)のカテゴリーは、 今まで常に保守的でした。 昔昔は、曲中に転調など御法度で、 転調してもせいぜい同主調転調など、簡単で分かり易いものに 終始していました。 しかし、その時代

    『美しい転調』
    t_ommy
    t_ommy 2011/01/19
  • 『タイアップに関して(AERAで伝えきれなかった事)』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 昨日発売のAERAの取材では、約1時間半に渡って今のアニソンの状況、 問題、今後についてお話させていただきました。 非常に簡略に良くまとめられた記事だとは思いますが、やはりすべては 伝えきれていないなぁ、と言うのが感想です。 それは、『タイアップ』についてです。 タイアップと言うシステムの今後について、我々作り手側と受け手側のファンの方々との ギャップを出来るだけ埋めて行く作業を、気でやって行かなくてはいけないのは 緊急の課題ではあるのですが、 それはお互い知恵を出して行けば、良い方向に向かって行くような気がします。 しかし、一番問題なのは、こちら側(アニメ側)とあちら側(主流側)の アニソンに対する意識の違いなのです。 こう言う

    『タイアップに関して(AERAで伝えきれなかった事)』
  • 『デモテープ』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 今日は作曲家にとって大事なお仕事の一つである『デモテープ』について 書きたいと思います。 作曲家は、曲を作曲する事を生業にしているのですが、ではどのようにして その楽曲を自分以外の人に伝えるのか? 昔は『楽譜』だったり実際の『演奏』だったりしました。 しかし今日では、作曲家が自分で『デモテープ』を作って、そこに歌のメロを 録音して、他人に聴いてもらうのが一般的です。 この『デモテープ』なんですが、私が編曲をしていた当時 色々な作曲家さんご自身で制作されたテープを、数多く聴きました。 菊池先生や渡辺先生のお作りになられた『デモテープ』も、現在所持しています。 そのほとんどが、ご自分で楽器(ギターやピアノ)を演奏して、その上に 歌が入っ

    『デモテープ』
    t_ommy
    t_ommy 2010/12/03
  • 『ヒットチャートの功罪』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 ある雑誌紙上で、近田春男さんもお書きになっていましたが、 今やヒットチャートがなければ、どんな歌がヒットしているのか 全然把握出来ない世の中になっていますね。 昔なら、別にそれほどチャートに敏感でなくても、だいたい今、流行っている楽曲が なんなのか?など自然と分かったのですが、 今は、全然分からなくなっています。 それと、当時に比べてCD自体の売り上げがかなり落ちていて、チャート1位!と言っても 昔ほど、ありがた味が無くなってしまった事も事実です。 私もチャートには、あまり縁がなくて、たとえばサクラの初代歌謡全集は 初週にアルバムで10万枚以上売れたのに、チャート10位でした。 当時はアニメ、ゲーム関係CDは色々な事情でチャート的に

    『ヒットチャートの功罪』
    t_ommy
    t_ommy 2010/10/15
  • 『人生を軽やかに』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 欲のない人間などいない。 物欲、出世欲、欲、性欲など我々人間の欲には限りがなく、 欲が欲を生み、やがてその欲の深さに振り回され、その欲によって悩まされる事になる。 どうして、そんな事になるのだろう。 たとえば物欲。 物を得る事によって、自分の心の何か足りない所を埋められたのか? かえって、その物に縛られている自分に気付く時はないのだろうか? そして、執着、愛着。 自分の好きな物、好きな人にそれをする事によって、 新たな相互依存を生み出してはいないだろうか? 人間、もっと軽々と生きたいものだ。 ここに、素晴しいお釈迦様のお言葉がある。 『かろやかに、すがすがしく生きたいのなら、 執着、愛着のいっさいを捨てることだ。 微塵でも残したり

    『人生を軽やかに』
    t_ommy
    t_ommy 2010/09/30
  • 『茶化す』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 このところ民放の番組はすべてにバラエティー化していて、視るものがない と、前に書きました。 バラエティーはバラエティーとして存在しても良いのですが、すべてのジャンルで その手法を取り入れる事もないだろうに。 クイズ番組、スポーツ中継(ゲストにお笑い芸人など)、ニュース、果てには 選挙速報まで、、、 なぜ、すべてに笑いが必要で、なぜ軽く薄くなくてはいけないの? そんな事言うなら視なければ良い。 その通りですが、このような軽薄なTVを安易に受け入れて育ってしまった若者達の 未来がとても心配です。 で、その手法のなかで、私が一番好きではないもの、許せないものは 『茶化す』と言う行為です。 これを得意芸にしている、OOOさんなんかも(そろそ

    『茶化す』
    t_ommy
    t_ommy 2010/09/07
    テレビ以外の友人との会話なんかでも真面目でいることがはばかられる空気を感じることが増えてる気がするなあ。生真面目な人にはややこしい世の中になったんじゃないかな。
  • 『ダメダメ君でなければ、、、、』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 前回の記事で、私の先生方の事を書きましたが、 その中のお一人、(唯一ご存命の)佐藤眞先生と昨夜、酒席を共にさせていただきました。 先生は71才とは思えないほどお若くて、まだまだ衰え知らずのオーラをお持ちでした。 昨夜は芸大時代のお友達のピアニストさんのコンサートだったのですが、 それも仲良くお隣の席で、「あ~でもない、こ~でもない」なんて曲間に会話しながら 鑑賞しました。 その酒席に向かうタクシーの中で、二人っきりになって、芸術家としてのかなり 突っ込んだお話を伺いました。 色々役立つ事があったのですが、その中で一人の作曲家について 「彼は良い人だね~、明るくて人間的にも優れているね、、、、だから作品がつまらないんだね」 とのお言葉

    『ダメダメ君でなければ、、、、』
    t_ommy
    t_ommy 2010/07/16
  • 『「かわいい」って基準』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 このところ、テレビやなんかで良く見かけるのですが、 女性の方がお買い物したりする時に、やたらと 「かわいい~」を連発しますね。 女子高生くらいの年代だったら分かるのですが、結構な年齢の方も 「かわいい~」を発します。 それだけならまだしも、人を見る時の判断基準にすら、この「かわいい」 で、決めている事が多いですね。 オジさん相手に「かわいい~」って。 言われたオジさんもにやけてたりします。 私はそんな事言われたら、背筋がゾッとしますけど。 (誰にも言われないので良いけど) 何かとても違和感を感じます。 価値判断基準がこの方向性ばかりになると、製品にはどこか「かわいい」部分が なければいけない。 人には「かわいげ」がなければいけない事

    『「かわいい」って基準』
  • 『進化の過程かも?』

    田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 『ぬら孫』の劇伴制作も一息ついた訳ですが、 私なりに色々実験をさせてもらった結果、得るものが 大きかったお仕事となりました。 今回は、サウンドも”パラレルワールドな日”と言うテーマで ただ単に和風なだけではなく、今現在の目に見える日に 裏の日が存在したらどんな日だろうか? そこにはどんなサウンドが合うのだろうか? と、深く考えて導き出した音楽ですので、当然一筋縄では行きません。 すべての音符に意味があり、すべての音符が生きていて、 すべての楽器が勝手に動き、 そしてその音の一つ一つがぶつかり合い、押し合いへし合い、 好き勝手に自己主張をする。 そこに生まれるカオスを、交通整理するのが今回の私の役目でした。 結果として、血の香

    『進化の過程かも?』
    t_ommy
    t_ommy 2010/04/23
    「アニメの音楽と言うものは、お母さんの子守唄の次に聴く音楽だ」「子供が絶対に聴くべき音『美しい音楽』をアニメの作家は提供すべき」