保湿塗り薬、10月に負担増 美容目的の不適切利用、是正も―厚労省 時事通信 内政部2024年04月21日10時05分配信 厚生労働省や環境省が入る中央合同庁舎第5号館 厚生労働省が、特許が切れた先発医薬品の窓口負担を10月から引き上げる制度改正の対象品目に、乳幼児やアトピー性皮膚炎の患者に処方される保湿塗り薬「ヒルドイド」を盛り込んだことが20日、分かった。同じ効能を持つ安価な後発薬(ジェネリック)が普及しているため。近年、美容目的で大量に処方を受けるケースが問題視されており、不適切な利用を是正する効果もあるとみられる。 「健康茶」からステロイド 国民生活センターが注意呼び掛け 制度改正は特許切れ先発薬について、後発薬との差額の4分の1を保険適用外とし、原則1~3割の患者負担に上乗せする仕組み。安価な後発薬の使用を促し、医療費の抑制を図る狙いがある。医師の判断で先発薬を処方した場合などは対