僕のお気に入りサイトの一つである「サイエンスあれこれ」に、続報!ダウン症改善薬という記事が掲載されていた。 中身は従来から言われていた「アルツハイマー病の治療薬がダウン症(の退行現象*1)の治療に有効」というものなんだが、この中でダウン症の子を持つ親の半数以上が「治療薬ができても使用しない」あるいは「治療薬の使用するどうか迷う」と答えたというのだ。 これに関してはいろいろ難しい点があって、例えば出生直後にダウン症であることを告げられた親ならほとんどの人が治療薬の使用を望むだろう。 また、思春期以降の顕著な退行現象が始まったばかりの子を持つ親もかなりの割合が治療を望むと思う。 逆に、これら以外の状態・段階の子を持つ親は、「障害のない我が子」をイメージしづらくて治療を忌避する気持ちが強くても不思議はない。 ようするに、かなり強引なアンケートあるいはその集計があったことが想像される。 僕自身、ダ