お互いを愛し合っている証として「死ぬ時は一緒」という文句がある。ずっと離れたくない気持ちを端的に表現した言葉だが、実際には同時に人生を全うするのは、ほとんど奇跡と言ってもおかしくないだろう。しかし、本当に深く愛し合っていたカップルなら、そんな驚きの出来事も起こせてしまうのかもしれない。 結婚59年目を迎えていた米国のある老夫婦は、療養所の同じ部屋の中である朝、ほぼ同時に亡くなった。不思議なことに、特に調子が悪い様子でもなかった妻は、「今日死んじゃうの」と告げた後しばらくして他界、直後に夫も息を引き取っていたことが判明したという。 この話題を伝えた米地方紙ノースウエストフロリダ・デイリーニュースによると、夫婦は79歳だった夫ジェームズ・ブラッキンさんと、76歳の妻ロリーさん。2人はロリーさんが16歳のときにスケートリンクで出会ったそうで、すぐに駆け落ちして結婚した。寡黙な夫と、植物を育てるの
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