債務超過に陥り、上場廃止のおそれがあるオーディオメーカー、オンキヨーは30日、取引先など12社から21億円余りの出資を受けたと発表しました。会社では海外ファンドからのさらなる出資に期待し、上場廃止を回避したい考えです。 大阪に本社があるオーディオメーカー、オンキヨーは収益力が低下して経営不振に陥り、去年12月末時点で30億円余りの債務超過に陥っていました。 東京証券取引所のルールでは今月末までに債務超過を解消しないと上場が廃止になるおそれがあります。 こうした中、オンキヨーは取引先など12社に新たな株式を発行し、21億5700万円の出資を受けたと30日、発表しました。 決算をまとめていないので現時点で債務超過が解消できたかは分からないと説明しています。 このほかオンキヨーはカリブ海のケイマン諸島に拠点を置くファンドにも新たな株式を受け取る権利を付与しています。 会社では31日までにこの海外