一般紙に「茶飲み友達を紹介する」と3行広告を出し、売春をあっせんしたとして、警視庁保安課などは8日までに、売春防止法違反容疑で、東京都葛飾区新小岩、黒田清英容疑者(70)を逮捕した。 男性客と紹介する女性はともに大半が60代以上で、黒田容疑者は「40歳以下はトラブルが多いので高齢者を対象にした」と話し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は8月、新宿区内の喫茶店で、広告を見てきた男性会社員(67)に無職女性(65)を紹介し、売春をあっせんするなどした疑い。 同課によると、黒田容疑者は約10年前から、毎日一般紙に「茶飲み友達紹介! 40歳〜熟年」などと広告を出し、男女の会員を募集。「茶飲みコース」と「割り切りコース」があり、面談の上で、売春を意味する割り切りコースを希望した男性からは1回1万円の紹介料を取っていた。 65歳前後を中心に、男性約1000人、女性約350人の会員がおり、男性