ブラジルの首都ブラジリアでデモを行う先住民族のメンバーら(2020年3月11日撮影、資料写真)。(c)Sergio LIMA / AFP 【5月4日 AFP】ブラジルのアマゾン(Amazon)熱帯雨林地帯に暮らす先住民族が新型コロナウイルスの感染拡大により存続を脅かされているとして、同国の著名写真家セバスチャン・サルガド(Sebastiao Salgado)氏(76)は4日までに、ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領に早急な保護対策を取るよう求める公開書簡を送った。感染症に対抗できる手段がないため、対策を急がなければ先住民族が「絶滅」する恐れもあるとサルガド氏は警告している。 サルガド氏は書簡で「5世紀前、欧州からの移民により持ち込まれた疾病によってアマゾン先住民族の多くが死んだ」と指摘し、「今日、ブラジル全土で新たな災いが急拡大している」「COVID-19(新型コロ
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