1984年3月から1年半にわたり、“かい人21面相”を名乗る犯人がグリコや森永製菓をはじめとする複数の食品会社を脅迫した“グリコ・森永事件”こと警察庁広域重要指定114号事件。 マスコミ各社に次々と送りつけられた警察を挑発した挑戦状、青酸ソーダ入りの菓子をばら撒くと予告して国民を人質にしてしまった大胆な犯行は“劇場型犯罪”と呼ばれた。 捜査員が目撃した犯人グループの一員とされる“キツネ目の男”、青酸ソーダ入り菓子をコンビニエンスストアに置く姿を防犯ビデオに捉えられた“ビデオの男”などが強烈な印象を残したが、少女や男児の声による脅迫テープは子供が犯罪に使われるという異様さも相まって人々を震撼させた。
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