Jリーグは23日、今季を総括した「PUBリポート」を公表し、J1~J3、カップ戦を含めた年間総入場者が前年比39・3%増となる500万人を超えた。開催の制約条件が緩和された一方、コロナ禍以前の2019年シーズンの総入場者数の半分にも届かず、「ファン、サポーターの戻りは限定的で厳しい結果」と指摘。村井満チェアマンは「ライトな感覚のお客さまが戻ってきてくれるか危惧している」と話した。 Jリーグのさらなる成長を見据えた検討施策の一環として、来年1月にリーグ内に推進準備室を新設し、東京23区内にスタジアムを建設する構想を本格化させる。木村正明専務理事は「23区内でJリーグの試合を見たいという強いニーズがあると確認した」と説明した。
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