国際サッカー連盟(FIFA)は10日、スイスのチューリヒで記者会見し、東日本大震災で被害を受けた日本を支援するため、年内に横浜・日産スタジアムでブラジル、ドイツ合同チームと世界選抜のOB選手らによる慈善試合を開催すると発表した。 日韓共催の02年ワールドカップ(W杯)を制したブラジル代表の主将だったカフー氏の提案で、世界一を争った両チームが組み、決勝の舞台で競演する。日時や参加選手は未定だが、カフー氏は「もちろん私は出る。まだ交渉していないが日本選手にも出てもらいたい」と話した。 ブラッター会長が23日に日本を訪問する際に、最終調整するとみられる。(共同)