13日付の中国夕刊紙、法制晩報によると、中国企業が中国で商標登録していた日本の人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の中国語名「蝋筆小新」とそのデザインについて、3年間使用されなかったとして中国当局が登録を取り消していたことが分かった。 商標は広東省広州市の会社が1996年に申請し、翌年に登録。その後、商標は譲渡が繰り返され、最終的には2010年、江蘇省の服飾会社に譲渡された。 その間、著作権を主張する関係者が商標の取り消しを審査委員会に申請し、同委員会は10年、取り消しを決定。江蘇省の会社が不服を申し立てて裁判所に提訴したが、退けられた。(共同)