10月28日(火)より、千葉市中央区の「千葉市美術館」にて、10月26日に亡くなった前衛芸術家・赤瀬川原平の業績を振り返る展覧会『赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで』が開催される。 赤瀬川原平は前衛芸術家、漫画家・イラストレーター、小説家・エッセイスト、写真家など多彩な顔を持つ芸術家。1960年代から前衛美術家として活動し、千円札を印刷した作品『模型千円札』が通貨及証券模造取締法違反に問われ、「芸術か犯罪か」を巡る裁判(有罪判決が確定)が注目を集める一方、70年代からは「尾辻克彦」の名で小説を発表し、81年に芥川賞を受賞。また、用途が不明な物を表す「トマソン」、加齢に伴う物忘れを言い換えた「老人力」など、数々の新語も生み出した。 同展は、500点以上の赤瀬川の作品や資料を通じて、彼の創作人生を振り返る展覧会。「千円札裁判」の関連資料を含む60年代の前衛美術作品をはじめ、70年代
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