4月10日、豪華客船タイタニック号の沈没事故から100年を迎えるのに合わせて始まった同船の航路をたどるクルーズ船旅行は、乗客の1人が心臓障害を起こしたためにアイルランドに向かって引き返した。写真は病人を搬送するヘリコプター(2012年 ロイター/Chris Helgren) [拡大写真] [バルモラル号船上 10日 ロイター] 豪華客船タイタニック号の沈没事故から100年を迎えるのに合わせて始まった同船の航路をたどるクルーズ船旅行は10日、乗客の1人が心臓障害を起こしたためにアイルランドに向かって引き返した。 英南部サウサンプトンを8日に出航したクルーズ船「バルモラル号」は、タイタニック号の航路をたどってニューヨークに向かい、沈没事故が起きた14─15日には船上で追悼式を予定していた。乗客数は1309人と、タイタニック号とほぼ同数で、参加者の中には、事故の犠牲者の子孫もいる。 バルモラル号