本当なら土曜日にこの試合を見る予定だったんだけど、マンUの試合が香川先発だったのでそっちを優先、やっと昨晩にじっくり見る事ができた。 大会の通算成績が、6戦6勝23得点1失点というほぼ完璧な内容を見せた日本は、決勝で2度目の対戦になったスペインにも付け入る隙を許さず、2-0の完勝で有終の美を飾る事となった。 やはり優勝の最大の要因と言えるのは高倉監督が作り上げた強固で組織的な守備力。ディフェンスラインは絶え間なくボールの位置によって上げ下げされてコンパクトさを保ち、相手のポストプレイに対して必ず1人がアタックを仕掛け、すぐさま中盤からプレスバックをかけて2人で挟んでボールを奪い、アタックで空いたスペースには誰かがカバーに入るという、機械じかけのような精密な守備組織を90分保ち続ける。 今まで日本のユース世代といえば、攻撃力は良いものを持っていたとしても守備についてはさっぱりで、受け身に回る
![「ユース世代のコペルニクス的転回」U-17女子W杯決勝 日本-スペイン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)