ブンデスリーガに来てからはMFとしての扱いが増えていた岡崎。“点取り屋”としての本来のプレースタイルを取り戻せるか? 岡崎慎司はいつも違うところを見ている。 彼の世界には赤い月が浮かんでいて、青い太陽が昇っているのかもしれない。サッカーの世界に限らない。人と違うこと。それはすでに一つの才能であり、価値である。だからこそ、彼の考えには興味深い何かがあるように思えてならない。 いま、ブンデスリーガはちょっとした日本人ブームに沸いている。第3節では乾貴士、清武弘嗣、宇佐美貴史の3人がゴールを決めたからだ。 「ロンドンオリンピック世代のヤツとかそうですけど、ブンデスであの若さで3人が点を取ったとなったら……こいつら、これから絶対にヤバイことになるやん(笑)」 岡崎はそう感じた。 “すばしっこくて、ボール扱いが上手く、規律がある”日本人。 香川真司がマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したために日本
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