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ブックマーク / www.plus-blog.sportsnavi.com (27)

  • BIG4にはトップ10選手でも5回に1回も勝てない | 聖賢に阿らない | スポーツナビ+

    錦織圭選手の活躍で男子テニスのATPツアーも日の一般の方にも知られるようになり、メディアの報道やスポナビブログコーナー等も含めて記事が増えて私も楽しみに拝読していますが、もう少し冷静に数字から現在のATPツアーの事実をつかんでおくことが大切だと思い、2年程前に数件だけ記事を書いてから休眠状態だったIDより、筆を執ることとしました。 さて題ですが、タイトルにしたように、BIG4というレジェンドクラス4人が君臨する時代に、彼らに勝利を収めることがいかに困難であるかを改めて数字からつかむことで、錦織選手の立ち位置を知ることと結果を冷静に受け止めることにつなげようとする試みです。 まず、BIG4がレジェンドクラスという意味合いは、ATPのサイトの生涯成績を見たらよくわかると思います。 1位 ジョコビッチ選手 743勝152敗、勝率.830 3位 ナダル選手 804勝172敗、勝率.824 6位

    BIG4にはトップ10選手でも5回に1回も勝てない | 聖賢に阿らない | スポーツナビ+
    tacticslife
    tacticslife 2017/09/19
    4強のうち、本来フェデラーは脱落してしかるべき年齢(36)なのに、今年全英獲ってるからなー。ボルグやマッケンローが最後にGS獲った年って25歳とかなので、あの頃よりは用具の発達が影響しているのかも。
  • 岡崎役をこなす小林悠、レスター化する日本代表 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    ブルガリアが弱いとか、やる気がなかったとかいう意見をプロでも言っている人がいるけど、ちょっと結果に引きずられすぎだと思う。 確かにブルガリア代表は以前よりも弱体化している。94年のW杯ベスト4は遠い昔の話になっているし、トップリーグで活躍していたベルバトフ、M・ペトロフといったスターも代表から引退してしまってスター不在。 ユーロも予選敗退してしまったことからも分かる通り、欧州では「中の下」から「下の上」といったランクの国に成り下がってしまっている。 ただ日から見て大幅に格下というわけでもない。アジアでならアジア王者のオーストラリアと同程度の実力だろう。 今回のブルガリア代表と、それほど選手の質に差がない2013年のブルガリア代表は、ザックJAPANとの試合で2-0と勝利している。とてつもなく弱いチームということでは、まったくない。 選手の動きを見た限りでは、もしザックJAPANが今回のブ

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  • プレミア最強クラブ、レスターの強さの秘密 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    ・プレミアを制する3つの武器 レスターにワールドクラスの選手は1人もいない。エースストライカーのジェイミー・ヴァーディーは、ルイス・スアレスやセルヒオ・アグエロら歴代リーグ得点王に遠く及ばないし、プレミアリーグMVPに輝いたリヤド・マフレズも、エデン・アザールやメスト・エジルらメガクラックと比較すれば大きく見劣りする。 それでもレスターがリーグ王者になれたのには、このチームだけにしかない強力な3つ武器があったからだ。第一にマルチロール・プレーヤーによるローテーション、第二に対策不能な多彩な攻撃パターン、第三に連携プレーによるドリブル突破。 この3つの武器を活用することでレスターは、個の力では上回る予算1億ポンドを超えのメガクラブを蹴散らし、プレミアリーグを制覇することができたのだ。今回は、その3つの武器について、詳細に解説しようと思う。 ・ローテーションを機能させるマルチロール・プレーヤー

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  • 日本サッカーを蝕む病「みんなが主役症候群」 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    ・脇役排除のサッカー ここ数年、日サッカー界の弱体化が激しいわけだけど、なにが弱体化したのかについて、分けて考える必要があると思う。個々の選手については田、岡崎、長友ら海外組が活躍していることからもわかるとおり、むしろ強化されている。弱体化が激しいのは選手ではなくチームの方だ。 なぜ選手は強くなったのにチームとしては弱くなったのか。その一番の原因は、全選手を主役として扱い、脇役となる選手を排除したためである。 幼稚園や小学校では、みんなが主役の劇や、全員が一位の徒競走などという珍妙なものがあるそうだ。まぁ、こういった教育についての是非はともかくとして、その影響はサッカーにも確実に及んでいる。 みんなが主役のサッカー。なんとなく良さげなスローガンである。だが、みんなが主役の劇が、精神的に未熟な子供だけのものであるのと同様に、脇役排除のサッカーなど大人がやるべきモノではない。 ・フォーメー

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    tacticslife
    tacticslife 2015/02/28
    人選だけで何とかなる問題でもないでもないと思うし、今のままでもアジアなら勝てる。/アジア杯も運込みで優勝した前回より、今回の方が守備組織がマシになった分、質は上。/ただ世界では通用しないのは当然。
  • デーモン閣下の白鵬への問題提議。何故閣下だけがこの損な役割を引き受けられるのか?その根底に有る、相撲に対する想いとは? | 幕下相撲の知られざる世界 | スポーツナビ+

    デーモン閣下のサンデースポーツでの問題提議が話題になっている。 場所中にも指摘したように、白鵬の土俵態度は 100人が見れば100人が素晴らしいと感じるものでない実情が有る。 張り差しやカチ上げなどの有無を言わせぬ打撃技、 立ち合いの駆け引き、 勝負が決した後でのダメ押し、 そして、汗を拭かない。 フラットに見て、これを全て不問にすることは出来ない。 とはいえ、ルールのグレイゾーンの中で 時にその境界線を攻めることは、相撲をより エキサイティングにすることも否めない。 格下が格上に立ち向かったり、 体格面で明らかに劣っているものが奇襲として これらを選択することは、逆に観客の心を掴むことも有る。 だからこそ、これらはルールの中で明文化されていない。 そこに不文律として存在するのは、ルールが無ければ 無法地帯になることは明白であり、 だからこそ抑止力が働かねばならない。 そういう意味で、親方

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  • 結局、「清水の敵は清水」だったってこと | m_maruのエスパルス観戦日記 | スポーツナビ+

    前回のブログ記事を書き終わったところでゴトビ監督解任の一報に気付き、なかなか眠れなくなったのでチラ裏でも書こうかと。なにぶん気持ちが昂ぶっていて、読む人によっては不快になる表現も多々あるかもしれないので、その辺が気になる方はこれ以上読まないことをお勧めしますm(_ _)m さて、ゴトビ体制も4年目で結果(=タイトルorACL)が求められる年、5月の急失速からのナビスコ敗退、再開後の2連敗、加えてG大阪戦はここ数年でも最低レベルの試合内容だったことを考えると、監督解任という決断自体に驚きはさほどない。自分はゴトビ監督が大好きだが、彼がプロの監督としてチームの結果に責任を負う立場であることは理解しているし、G大阪戦の途中(3-0になったあたり)からとっくに覚悟も決まっていた。 思えば、2010年に6年間の長谷川体制が幕を閉じた時、自分も含めた多くの人は、チームに対しある種の「限界」を感じていた

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  • 日本対ギリシャ ~ぼくたちのサッカーができたかどうか~ | サッカーの面白い分析を心がけます | スポーツナビ+

    のスタメンは、香川→大久保と森重→今野。スタメン変更に伴い、DFと2列目の選手配置に変更が出ている。図で確認して下さいな。 ギリシャのスタメンは、ゲカス→ミトログル。他にもあるかもしれない。かつての超ジャイアント・キリングによって、堅守速攻、ロングボール、セットプレーという代名詞で語られるギリシャ。しかし、EURO2012では華麗なポゼッションサッカーを目指していた。また、試合ごとに地道に自分たちの課題を克服していく監督の采配が印象に残っている。また、ポゼッションサッカーと心中する気はまったくなく、相手によって通用しないと見るや、かつての自分たちのサッカーに戻れる柔軟性を持ち合わせた非常に厄介なチームであったことを記憶している。 ■万事を尽くして ギリシャは4-1-4-1で日に臨んだ。基的な守備の役割は、コロンビア戦と同じ。日の長谷部、山口をマンマークで潰し、CB→DHのボール循

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  • 日本対コートジボワール ~ぼくたちのサッカーがきえたわけ~ | サッカーの面白い分析を心がけます | スポーツナビ+

    はスタメンに長谷部が復活。不動のキャプテンをいつもの右ではなく左に配置していることは驚きであった。また、吉田の相方に森重を起用。その関係によって、吉田も左から右に移動している。その他のスタメンは、予想通りと言っていいだろう。 コートジボワールのスタメンは、ドログバがベンチ。ボニーが代役。その他ではコロ・トゥーレがベンチになっているが、それを驚きと表現すると、あまりに大げさになってしまう。 ■消えた自分たちのサッカーアフリカでの反動から、日はずっとボールを保持するサッカーを目指してきた。この方向性は日サッカー協会からもお墨付きの方向性だ。わかりやすく言うと、ボールを保持して主導権を握る。そのために、コンフェデレーションズカップでも日は正面衝突を画策した。アジア予選のあとの最悪のコンディションでどれだけ自分たちのサッカーが通用するかを試すためだ。つまり、日はある大会の結果は度外

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  • ポポ解任運動についてFC東京のファンが思うこと。 | Football Odyssey スポナビ分室 | スポーツナビ+

    来であれば、私はこんなことを書く立場にはない。他のクラブの熱心なファンが真剣かつ純粋に考えて動いていることにケチを付ける考えはさらさらない。 しかし、少し考えさせられる。そして、余り看過できるような話では無いことを知ったので敢えてブログに書きます。 たまたまTwitterでランコ・ポポヴィッチ氏の解任を求める運動がファンの間で巻き上がり、そしてそこへの連帯を呼びかけるメッセージを私は昼間目の当たりにしました。 それは今はブログにもなっております。 http://kaininpp.seesaa.net/article/397330796.html 私はまず、このブログを読んで以下のことを思いました。 1, まだ1/3程度の段階で解任を要求するほどひどい状態ではない。そもそもACLもあり、予選リーグを突破する事が出来たその手腕は評価するべき。 2, 前任者クルピと比較しないこと。長期政権で多

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    tacticslife
    tacticslife 2014/05/20
    クルピはブラジルの代表監督候補にもなった人物なんで、それと比較するのは酷。/それより有名(で有能)な選手がいれば何とかなると思ってた方がおかしい。/昨年も南野が怪我しなければ優勝寸前だったのに。
  • 本田が柿谷だけを褒める理由 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    ・前回のあらすじ 前回の記事で大迫と豊田にパスが供給されない理由について解説した。クロスでは囮にばかり使われ、スルーパスを受けようとしても、田はミドルシュート狙いのため、スルーパスを出してくれない。 そういう状況でも、活躍できる選手となると、日本代表では柿谷しかいないのである。今回は、柿谷だけが田から賞賛され、ボールを受けられるのかについて説明しようと思う。 ・ロングパスの受け手 前回も書いた話だが、田のFWへのアシストは、ロングレンジの縦パスが多い。CSKAモスクワでは、韋駄天FWドゥンビアが主にロングパスの受け手となっていた。 それでは日本代表FW陣で、そういうロングパスを引き出す動きを得意としているFWは誰か、というと柿谷である。 柿谷のゴール集の動画 ご覧のとおり、DFライン裏へのロングパスは、柿谷にとっても得意なゴールパターンである。 ・ワンツーの中継点 田にはロングパス

    本田が柿谷だけを褒める理由 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+
  • 大迫と豊田が空気になった本当の理由 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    ・日はアジアの二流 Jリーグは空中戦に強い選手が少ない。空中戦の強さに関してはアジアでも二流だ。オーストラリアや韓国はおろか、中国にすら劣るのが現状である。 まぁ彼らのようにゴール前にロングボールやクロスをドッカンドッカン放り込むのが主流という国と比べれば、空中戦で分が悪くなるのも当然だろう。 FIFAランキングで大幅に格下のニュージーランド代表CBも、エアバトルではJリーグのCBの大半より強い。なもんで大迫や豊田へ単純にクロスを放り込んでも、なかなか点にはつながらない。 だから日本代表がクロスでゴールを奪おうと思えば、FWを囮にして、比較的マークの甘い二列目から飛び込んでくる岡崎らに合わせようということになる。 ・不幸のみなもと もちろんだが大迫も豊田も、クロスを受けるだけが能というわけではない。豊田はスルーパスを受けられるし、大迫は裏へ抜けても足元に収めてもフィニッシュに持ち込むこと

    大迫と豊田が空気になった本当の理由 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+
  • 豊田にボールが集まらない本当の理由 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    豊田陽平「まだまだ最後に頼ってもらうところが少ない」/日本代表 豊田は後半19分から交代出場した。出場時間はそれなりに与えられていたが、シュート数はゼロに終わっている。人によると、まだ周囲の信頼を得られていないため、チャンスボールがこなかったのだそうだ。 豊田へボールが集まらなかった原因が、人にあるのか、それとも周囲にあるのかが気になるところである。そこで今回は、実際のところどうだったのかを調べてみた。 ・後半22分 遠藤が左サイドに流れてボールを受けたシーン。豊田はファーサイド走り込み、クロスを受けようとしている。 しかし、クロスは豊田の頭上を超えて右サイドから走り込んできた岡崎へ。岡崎のヘディングシュートは、運悪く豊田にあたってしまう。 遠藤はDFにマークされている豊田よりもフリーの岡崎を優先したのだろう。実際に岡崎はフリーでヘディングシュートを放っているので、その判断は間違って

  • 【日本×UAE】可変型4-2-3-1と本田と香川の微妙な関係 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    カットイン型のSHを置いた4-2-3-1で問題になるのは、バイタルエリアのスペースを誰が使うかという点である。 SHにウイング型を置いた4-2-3-1の場合は、バイタルエリアのスペースを使うのは主にトップ下の選手だ。ウイング型のSHはサイドを縦に動くため、トップ下と干渉し合うことはない。 けれどもSHにカットイン型を起用した場合、SHがバイタルエリアに入りたがって、トップ下と動きが被ってしまう危険性がある。 これで苦しんでいるのが今シーズンのドルトムントである。ロイスがトップ下から動かないため、グロスクロイツ、ブラシュチコフスキと動きが重なり、攻撃が機能不全に陥ってしまっている。 詳しくはこちらの記事をお読みいただきたい。 【バイエルン×ドルトムント】ロイスは香川にはなれない http://www.plus-blog.sportsnavi.com/senjyutu/article/48 そ

  • ポストプレーヤー柿谷曜一朗の実力 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    今回は柿谷曜一朗のプレー動画をもとにポストプレーヤーとしての柿谷の実力を解説したいと思う。 柿谷のプレー動画 東アジア杯の日本代表に選ばれた柿谷は、紅白戦で1トップに起用されたそうだ。ザッケローニは1トップにポストプレーヤーを配置することを好んでいる。前田やハーフナーと同様に柿谷にもポストプレーが求められることだろう。 小柄な柿谷にポストプレーヤーが務まるかというと、十分に務まるはずだ。なぜなら柿谷は、突出したスピードとテクニックを備えているからだ。 FWのオフ・ザ・ボールの動きは、2つに分類される。ひとつはDFラインの背後へ走り込む動き、もうひとつは中盤へボールを受けに下がる動き。両方とも得意に越したことはないが、どちらか片方しか上手くないFWのほうが多い。そのため2トップの場合、相補関係を考えて裏抜けに長けたFWと足元にボールを欲しがるFWを組ませるのがセオリーになっている。 1トップ

    tacticslife
    tacticslife 2013/07/21
    柿谷の能力からすれば、前めのポジションならどこでもできるはず。/そういう意味では23人には残すべき。
  • 【日本×ブルガリア】選手or戦術、香川がスタメンから落とされる日 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    ブルガリア代表戦の日本代表のフォーメーションは、3-4-3ではなく3-4-2-1だった。香川と乾が中央にしぼりすぎており、あれでは3トップとは言えない。 0-2とブルガリアに完敗したわけだが、敗因は3-4-2-1をやりたい香川と乾と、3-4-3をやろうとしている、その他の選手の間にプレーイメージのギャップがあったためだ。攻守に戦術メカニズムが機能不全に陥っていた。 守備に関しては、いわゆるゲーゲンプレスができていないことが問題である。香川と乾が2シャドー化しているせいで、逆サイドのSBがフリーになっている。それによりボールを奪い返そうとプレスをかけると、サイドを変えられただけで簡単にプレス網を破られてしまっていた。 インテンシティうんぬんとザッケローニ監督が強調していたこともあってか、遠藤も長谷部もゲーゲンプレスに積極的だった。しかし2シャドーが適切なポジションをとっていないため、ブルガリ

  • 【FC東京×大宮】渡邉千真と李忠成は共存できない | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    FC東京のスターティング・フォーメーションは4-2-3-1。権田、徳永、加賀、森重、太田、長谷川、高橋、東、李、ルーカス、渡邉。 対する大宮アルディージャのスターティング・フォーメーションは4-4-2。北野、渡部、菊地、高橋、下平、渡邉、青木、金澤、チョ、富山、ズラタン。 FC東京は、パスサッカーを志向している割にトライアングルを作る意識が薄い。 長谷川にはゲームメーク能力が欠け、高橋も左右に散らすのが精一杯。 それでも東がトップ下にいたときは、それなりに機能していたのだが、李忠成の加入で色々と台無しになってしまっている。 千真と李はほぼ同タイプ。1トップ下がベストポジションの選手。千真の方が身体能力が高く、李の方がDFラインとの駆け引きとパスセンスで優っている。 この試合では千真が1トップ、その下に李が配置されたが、恐ろしく上手くいっていなかった。 千真は今年に入って大きく成長したと言わ

  • 【日本×韓国戦プレビュー】嫌になるほど日本サッカーとウリふたつな韓国サッカー | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    韓国代表は日本代表によく似てたサッカーをしている。ホンミョンボ監督はJリーグのサッカーに影響を受けたのかもしれない。 同時に高い位置まで攻め上がる両SB、攻撃的なダブルボランチ、流動的にポジションを入れ替えるトップ下とSH、中盤でもプレー可能な1トップ。 基はショートパスを繋いで攻めるサッカーだが、相手のプレスがキツければロングボールも多用する。嫌になるほど関塚JAPANとよく似ている。 遅攻の破壊力が低いのも共通している。パクチュヨンは1トップ向きの選手ではなく、周囲の選手もパクチュヨンを追い越してゼロトップ化するような動きも見られない。 ブラジル戦で1トップに起用されたキムヒョンスンは長身だが見た目ほど空中戦に強くない。アジアカップ準決勝では仕事をされたが、パワープレー向きの選手ではなく、Kリーグでの実績も乏しい。 ホンミョンボ監督も、すでに兵役免除を勝ち取ってさえいなければ、1トッ

  • 日本対メキシコからみる世界の流れ | サッカーの面白い分析を心がけます | スポーツナビ+

    ──最初にメキシコのゲームプランについて、どう感じたか詳しく。 最初に感じたのは、リードをするまではボールを保持しよう、です。特に守備面でその意識を強く感じました。ドス・サントス兄もペラルタも日のCBにプレスをかける。DHのサルシドたちも扇原たちにプレスをかけることで、日のビルドアップを牽制する意識を強く感じました。 このようなプレスをかければ、日はボールを運べなくなるので、ボールを手放すことになります。もちろん、日がロングボールをマイボールにすることができればそんなことにはなりませんが、実際には競り負ける場面が多かったように感じました。 ──つまり、相手のCBに襲いかかることで、日に攻撃を促す→日が攻撃を仕掛ける→ボールを奪うというプロセスを早めるという狙いがメキシコにはあったということでしょうか。 そうですね。日のCBが権田にボールを下げても、そこまでプレスをかける場面が

    tacticslife
    tacticslife 2012/08/09
    今さらだが、「中2日&18人メンバー」である五輪で、このサッカーをやらねばならない時点で日本は詰んでた。
  • 日本対スペイン ~冒険の始まり~ | サッカーの面白い分析を心がけます | スポーツナビ+

    ──最初に大雑把に感想を?? 予選から何がしたいんだかわからないと言われ続けてきたオリンピック代表でしたが、岡ちゃんと同じように、いきなりの変貌を遂げました。自分たちで作るよりも、ボールを放棄して守備から試合に入る。4-4-2で高い位置からのハイプレスとハーフラインからのプレッシングを使い分けることで、スペインの攻撃を阻害することに成功したと思います。 ──話はそれますが、岡ちゃんにしろ、セッキーにしろ、なぜあのような形に落ち着くんですかね。 世界大会で自分たちのボールを保持した状態からのアクションで試合を進めてくというのが、現実的に無理だという分析の結果なんだと思います。無理だという分析の原因は、そこまでに至る過程で何も積み上げられていないからじゃないか!!という指摘は真っ当かもしれませんが。 ──相手がボールを持たせるチームだったら、どうなるんですかね?? ワールドカップのパラグアイ戦

  • 先制点直後、最強スペインがイタリアに一方的に押しまくられた理由 | 戦術的なサッカーの見方 | スポーツナビ+

    ・突如として失速するスペイン 前半14分に先制点を奪ってから2点目を決めた前半41分までの27分間、スペインはイタリアに一方的に攻められた。ボールポゼッション率はスペイン47%、イタリア53%。なんと、あのポゼッション・サッカーの権化たちが、前半はポゼッション率で遅れを取っていたのだ。 スペインがイタリアに圧倒されていたのは、UEFA.comのページを見てもよくわかる。 http://jp.uefa.com/uefaeuro/season=2012/matches/round=15175/match=2003351/postmatch/commentary/index.html 14分から41分まで、ほぼ全てイタリアの攻撃に関するコメントで埋まっている。 「リードしたのでイタリアにボールを持たせてカウンターを狙った。」 他のチームならいざ知らず、あのスペインに限っては、ありえない話である。