■ゴルバチョフ氏に働きかけ 民主化希求は封印できず 【ロンドン=木村正人】「いっそ壁をわれわれの手で壊したらどうだ」「西側はドイツ再統一を望んでいない。ソ連を動かして阻止しようとしている」。東西ドイツを分断していたベルリンの壁が1989年11月9日に崩壊する直前、ゴルバチョフ氏ら当時のソ連指導部が東独で高まる民主化要求に圧倒される様子が旧ソ連機密文書で明らかになった。強大なドイツの出現を警戒した英仏首脳は再統一を阻むため極秘裏にゴルバチョフ氏に働きかけたが、“ドイツ国民”の自由と再統一への希求を封じ込めることはできなかった。(肩書きなどは当時) ◆「西側は望んでいない」 機密文書は、ソ連書記長、最高会議議長、初代大統領を務めたゴルバチョフ氏の各国首脳との会談、ソ連指導部の会議内容を記録したもので推定5万ページ、ドイツ関連だけでも1300ページに及ぶ。ソ連が崩壊した91年末、同氏がゴル
民主党が永住外国人の地方参政権付与法案提出に向け調整に入ったことを受け、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融担当相は7日、「地域や国民の感情もあるので国民的理解を得る努力が必要だ。時間をかけてやるべきだ。たまたま(民主党議員の)数が多かったからといって可決すれば済むという性格の法律ではない」と述べ、慎重な対応を求めた。 一方、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は「今国会で成立させることに賛成だ」と述べた。ともに都内で記者団に語った。 【関連記事】 ・ なぜ今、参政権法案? 暗躍する推進派、党議拘束外しで急進展も ・ 民主が議員立法で外国人参政権付与法案を提出へ 臨時国会で ・ 政権内の食い違い浮き彫り 自民、“左派色あぶり出し”成功? ・ 鳩山元総務相「国滅ぶ。極めて軟弱政権」 ・ 日韓首脳が会談 首相、地方参政権付与「前向きに結論」
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