日本代表の岡田武史監督(53)が、今後の去就を決めるため、早ければ7月中にも日本サッカー協会の犬飼基昭会長(68)、原博実技術委員長(51)と三者会談することが5日、分かった。岡田監督自身はサッカー界から当分身を引くことを示唆しているが、協会側はW杯を戦った唯一の日本人監督の経験を生かすため、アドバイザー契約などを打診する見込み。8月末で日本協会との契約が切れる岡田監督の“引き留め”に出る。 ◇ ◇ W杯16強指揮官の経験は無駄にはしない。日本協会が岡田監督をサッカー界につなぎ留めに出る。原技術委員長は8月末で日本協会との契約が切れる岡田監督の去就について「犬飼さんも合わせた3人で話すことになると思う」と三者会談を行うことを明かした。 岡田監督は再び日本代表監督の任に就かないことを明言しており「しばらくの間、サッカーから離れたい」と当分の間、サッカー界からも身を引く意向を固めている
W杯南アフリカ大会で決勝トーナメント進出を果たした岡田ジャパン。ゲームキャプテンとしてチームを引っ張ったのは不動のボランチ、長谷部誠(26=ボルフスブルク)だった。これまではGK川口能活(34=磐田)、中沢佑二(32=横浜)らベテランが主将に指名されてきたが、26歳の中堅が世界の大舞台でキャプテンマークを巻くまでには何があったのか――。 × × × 長谷部がゲームキャプテンに任命されたのは5月30日のイングランド戦直前だった。岡田監督から伝えられた長谷部は驚いて声を失った。起用理由について岡田監督は「中堅どころでチームを引っ張っている。チームメートも信頼している」と話している。ただ中沢と違うタイプの長谷部には別の役割を期待していた。 長谷部は自分を「いじられキャラ」と言う。浦和社長時代から知る犬飼会長は「おとなしい子」と評す。主将のイメージはない。実際プロでも、高校(藤枝東)でも
勝負が決してもなお、アルゼンチンが誇るエースはゴールへの姿勢を見せた。だが、終了直前に放ったこの日7本目のシュートも実らなかった。今大会ナンバーワンのスターだったメッシが、1点も決められないまま南アフリカを去ることになるとは、予想もできなかった。 大会を通してトップ下でプレー。所属のバルセロナ(スペイン)でも務めることがある位置だけに、それ自体が無得点に終わった要因ではなかろう。実際、チーム10得点の6ゴールにメッシが絡んだ。相手を引きつけ、周囲を生かした。だが、ドイツの屈強で組織的な守りが相手では、個人の力だけで形勢は変えられなかった。マラドーナ監督によると、メッシは試合後、控室で悔し涙にくれたという。 無念は4年前にもさかのぼる。アルゼンチンは前回も準々決勝でドイツと激突し、PK戦で散ったが、当時19歳のメッシは控えのまま出番がなかった。指揮官が現役時代、1986年と90年の決勝で
ウルグアイ代表ルイス・スアレス「このW杯で最大のセービングだった」 7月3日 12時04分配信(スポーツナビ)コメント:0件Twitterでつぶやく 2日に行われたワールドカップ(W杯)準々決勝、ウルグアイ対ガーナの延長後半ロスタイムにゴール線上のボールを手でかき出し、レッドカードを受けたウルグアイ代表のルイス・スアレスは、自身の“セービング”がチームの勝利につながったことに満足の意を表した。 「僕にとっては、このW杯で最大のセービングだったと言える。そのせいでチームメートから袋だたきに遭う可能性もあったが、このおかげでチームはPK戦で勝利を挙げることができたんだ。(ギャンのPKが)クロスバーに当たったのを見た時は、この上ない幸せを感じた。チームメートたちも駆け寄ってきて僕に抱きつき、『お前のおかげだ』と言ってくれた。僕たちは十分に苦しんだのだから、今は喜びに浸りたい。僕たちのことを下に
王国、同点でわれ失う=ショック大きい逆転負け―ブラジル〔W杯〕 7月3日 8時18分配信(時事通信)コメント:0件Twitterでつぶやく ブラジルに先制点が転がり込んだのは、試合開始10分。直前の練習でひざを痛めたオランダのDFマタイセンに代わって急きょ先発したオーイヤーの不安定さを見逃さなかった。フェリペメロが中央にできたスペースに縦パスを通し、ロビーニョが冷静に流し込んだ。 堅守速攻を持ち味とする今回のブラジルには願ってもない展開。しかし、後半早々に追いつかれた。8分、スナイダーのクロスがフェリペメロの頭をかすって自ゴールへ。まだ同点になっただけ。なのに、ミスによる失点に動揺したのか、徐々にチームは統制を失っていく。 球際の攻防で後手に回り、押し込まれた。23分のCKの守り。スナイダーを簡単にフリーにしてしまい、170センチのMFに頭でたたき込まれた。その5分後にはフェリペメロが
日本新監督にチリ代表・ビエルサ監督急浮上! 7月1日 7時01分配信(スポニチアネックス)コメント:0件Twitterでつぶやく W杯南アフリカ大会で16強敗退となった日本代表の新監督候補に、チリ代表のマルセロ・ビエルサ監督(54)が挙がっていることが分かった。29日の決勝トーナメント1回戦でパラグアイ戦に敗れ、岡田武史監督(53)が退任を表明。日本協会はW杯終了後、既にリストアップしている複数の後任候補から絞り込む作業に入るが、原博実・強化担当技術委員長(51)はビエルサ氏の手腕を高く評価している。日本代表は30日にヨハネスブルクから帰国の途についた。 日本協会が岡田監督の後任として、世界の名将に白羽の矢を立てた。関係者によると、6、7人リストアップしている後任代表監督の中にビエルサ監督が入っており、有力候補として調査を続けている。原技術委員長も「アルゼンチンだけでなくチリとか他の国で
【アルゼンチン・メキシコ】前半、アルゼンチン・テベスのゴールを巡って審判に詰め寄るメキシコの選手たち=南アフリカ・ヨハネスブルク郊外のサッカーシティー競技場で2010年6月27日、佐々木順一撮影写真を拡大 【パリ福原直樹】国際プロサッカー選手協会(本部オランダ)は28日、国際サッカー連盟(FIFA)に対し、ワールドカップ(W杯)などの重要な国際試合の判定で、審判だけに頼らず、ビデオなど現代テクノロジーを導入するよう求める声明を出した。 声明では27日のW杯で、(1)イングランド対ドイツ戦で、テレビの映像ではイングランド側のシュートが決まっていたが認められなかった(2)アルゼンチン対メキシコ戦でも、ビデオで明らかだったアルゼンチンのオフサイドが認められず、同国の得点に結びついた−−と指摘。「ビデオなどの技術が導入されていれば、これら誤審は避けられた」と主張している。 同協会は65年に創設
【アルゼンチン・メキシコ】前半、アルゼンチン・テベスのゴールを巡って審判に詰め寄るメキシコの選手たち=南アフリカ・ヨハネスブルク郊外のサッカーシティー競技場で2010年6月27日、佐々木順一撮影写真を拡大 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で27日に行われた決勝トーナメント1回戦の2試合で「誤審」が相次いだ。ともに試合の流れを左右するゴールに絡むジャッジで、波紋が広がる可能性がある。 ブルームフォンテーンで行われたドイツ−イングランド戦。前半38分、イングランド・ランパードのシュートがクロスバーに当たって、ほぼ真下に落ちた。審判の判断はノーゴールだったが、VTR映像を見ると明らかにゴールラインを割っていた。得点が認められていれば、イングランドが2−2に追いついていた場面だった。 ヨハネスブルク・サッカーシティー競技場でのアルゼンチン−メキシコ戦では、オフサイドを巡る判定。0
【W杯南アフリカ大会・A組フランス】内紛の末に1次リーグで敗退したフランス代表に対し、本格的に“国家のメス”が入る。サルコジ仏大統領は23日、関係閣僚を集め、フランス代表に関する緊急会談を行った。 暴言によるアネルカの追放から練習ボイコットにまで発展した一連の騒動について話し合われ、フィヨン首相に加え、南アフリカでフランス代表との面談を行ったバシュロ・スポーツ相も参加。10月に新たな機関を立ち上げ、多角的に検証することを決めた。サルコジ大統領は「抜本的な見直しを行う」との声明を出した。22日の試合後にはDFエブラ主将はボーナスの受け取りを拒否すると明言したが、サルコジ大統領も同調。閣僚にいかなるボーナスも支払わないよう命じた。 23日にチャーター機で帰国の途に就いたフランス代表は24日、パリ郊外のル・ブルジェ空港に到着。同国協会は帰国に際してのコメントは一切出さず、そのまま代表は解散し
アルゼンチン代表のマラドーナ監督「メディアは選手たちに謝罪すべきだ」 6月23日 12時06分配信(スポーツナビ)コメント:0件Twitterでつぶやく 22日に行われたグループリーグ最終戦でギリシャを2−0で下したアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督は、チームが3連勝でグループリーグを首位突破したことに満足の意を表した。 「国民には、ピッチで素晴らしいパフォーマンスを見せているこのチームを安心して見守ってほしい。ここまでチームは固い結束を見せている。このラウンドを通過したことに満足している」 一方で、この試合でエースのリオネル・メッシがギリシャのDFから執ようにファウルを受けたことに怒りが収まらなかったようで、皮肉交じりに主審を批判した。 「“フェアプレーの精神”はどこへ行ったんだ? メッシがボールを持つたびにつかみ倒されそうになるというのに、いったい何をしているんだ? こう
南アフリカで苦戦する強豪国 6月22日 8時25分配信セルヒオ・レビンスキー/Sergio Levinsky(スポーツナビ) Twitterでつぶやく 6月11日に開幕したワールドカップ(W杯)・南アフリカ大会は、グループリーグの2順目を終え、22日から最終節に入る。アルゼンチン代表の主将ハビエル・マスチェラーノは、第2戦の会見の席で今大会のレベルについて意見を求められ、次のように答えている。 「一般的にサッカーにおいて、戦術の重要性が高まっていると思う。戦術がしっかりしているチームは、格上相手であっても十分に競争力があるんじゃないかな」 マスチェラーノの言葉を借りるまでもなく、今大会はいわゆる強豪国、特に欧州勢が苦しんでいる。強固な守備ブロックで相手の攻撃を抑え、カウンターで一発を狙う戦術が浸透し、アップセットを起こしているのだ。ブラジル、アルゼンチンの南米2強は2連勝と好スタートを
【トルシエ熱く!(1)】元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏(55=FC琉球総監督)が、優勝候補オランダに0―1と善戦した岡田ジャパンを高評価した。最大の勝因には岡田武史監督(53)の采配を掲げ、現時点での1次リーグ突破確率を60%とした。また24日に迫る運命のデンマーク戦にはMF本田圭佑(24)をこれまでの1トップではなく、シャドーストライカーで起用することを推奨した。 岡田ジャパンが下馬評を覆し、優勝候補のオランダと互角の戦いを演じた。0―1の惜敗も前半の守備、後半の攻勢と、攻守に世界基準のプレーを披露。厳しい目のトルシエ氏も岡田監督の采配を高く評価した。 × × × 10点満点で9点を与えてもいいだろう。日本が世界トップを相手にも負けないサッカーをみせた。組織的な守備でボールを奪い、激しいプレスで前に進みながら守備をする。強豪相手にもしっかり守れることを学んだ。攻撃でも両サ
大会7日目。この日も朝から張りつめた冬の空気に満たされていた。一刻も早く、温暖なダーバンに移動したい――そう切に願う日々が続いている。幸い、この日の取材は、キックオフが13時30分だ。サッカーシティで行われる、アルゼンチン対韓国。もっとも出発時刻が早くなったため、思い切り睡眠時間を削られることとなった。それでも寝不足と寒さを比べるならば、今の私は迷うことなく前者を選ぶだろう。それくらい今年のヨハネスブルクの冬は、想像以上に厳しい。 キックオフ45分前、サッカーシティの記者席に到着。席はかなり後方の、ほとんど最上階付近である。感覚的には、10階建てのビルの屋上の日陰でじっと座っているのと同じで、晴れてはいてもやっぱり寒い。何度も手の甲をさすりながら、両チームの選手たちのアップ風景を眺めていると、ふいにメキシコシティにあるスタジアム、オリンピコのことが頭に浮かんだ。今から24年前のこの時期(
17日に行われるW杯一次リーグB組第2戦、南米の雄・アルゼンチンとアジアの雄・韓国が予選突破をかけて激突する。両チーム監督にとっては24年ぶりの因縁の再戦。1986年W杯メキシコ大会で「神の子」と言われたマラドーナ監督は、許丁茂監督から執拗なマークを受けた。この時は、巧みなドリブルとパスで観客を魅了したマラドーナ監督の全アシストで1−3の敗北。雪辱を期す許監督にとって世界の大舞台でリベンジを果たす時がやってきた。 「帰って来た小さな巨人 マラドーナ全アシスト 韓国下す」 86年6月4日、「W杯」がまだスポーツ新聞の一面を飾らなかったころ、サンケイスポーツは、中面の小さな記事でこう見出しを掲げ、メキシコ大会のスターとなったマラドーナの初戦を伝えていた。 32年ぶり2回目出場の韓国は、金正男監督(当時)が「マラドーナを迎えることが善戦できるかどうかだ」と語り、徹底したマラドーナシフトを敷
宇都宮徹壱の日々是世界杯2010(6月14日@ブルームフォンテーン) 6月15日 11時49分配信宇都宮徹壱(スポーツナビ) Twitterでつぶやく 大会4日目。ついに日本代表の初戦の日がやってきた。天候は快晴。キックオフ3時間前の13時に、会場であるフリーステート・スタジアムに到着する。ここは昨年のコンフェデレーションズカップを含めて2度訪れているが、やはりカメルーン戦当日を迎えた今は、何とも感慨深いものを覚える。 このスタジアムは、もともとはラグビー専用で、1995年に開催されたラグビーのワールドカップ(W杯)の会場として“ジャパン”はここで3試合を戦っている。結果は3戦全敗。特に“オールブラックス”ことニュージーランドには17対145という記録的大敗を喫したことは、ラグビーファンの間ではつとに有名である。この嫌なイメージを払しょくするようなゲームを、この日の日本代表には期待したい
【イングランド・日本】前半、ボールをキープする阿部=オーストリア・グラーツで2010年5月30日、佐々木順一撮影 【グラーツ(オーストリア)野村和史】サッカー日本代表のイビチャ・オシム前監督が30日、当地で行われた日本−イングランド戦を観戦した。終了後、会見したオシム氏は「70分までの限定つきだが、イングランドを上回るプレーをした」と、終盤までリードを保った日本の健闘をたたえた。 オシム氏は「阿部や長谷部に体力がある間は、中盤を支配していた」と、日本の戦いぶりを評価した。そのうえで「W杯では、70分を過ぎた後のフィジカル勝負になることがある」と指摘。試合最終盤の戦い方に関して「集中して走れる力をつけるための練習をする時間はない。準備できるのはメンタルだ」と述べた。 また、「負けはしたが収穫が多く、悲観する必要はない」とする一方、「前線にボールが収まる選手がいない」、「右サイドのスピード
トルシエ氏提言“3−6−1ならカメルーンに3−2で勝てる” 5月11日 11時38分配信(スポニチアネックス)コメント:0件Twitterでつぶやく 【W杯日本代表メンバー発表】代表メンバーを見た感想ですが、バランスのとれたグループだと思います。私がAグループと呼んでいる、試合にコンスタントに出る中村、遠藤、中沢ら13〜14人の選択には間違いはなかった。経験豊富かつ質の高い選手が選ばれています。海外で活躍している選手が全員呼ばれたのは、彼らの経験を生かしたいからでしょう。 試合に出場する可能性が低いメンバーの選択ですが、小野(清水)のような選手を選んでもよかった。また、プレーしなくても他のメンバーに精神的なプラスアルファをもたらす選手を入れてもよかったと思います。 1次リーグでは初戦が一番大事。カメルーンを倒せば突破の可能性は80%、引き分けなら50%、負けると可能性はほぼゼロになる。
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