前回のエントリに対するはてなブックマークでのコメント欄に、こんな声がありました。 rir6 『[★★★]『政党って、ただ票を多く取れば良いんですかねぇ?』』 道義的なことはともかく、議院内閣制をとっている以上、分析の対象としての政党は「政権を取るために、なるべく多くの票=議員を獲得しようと行動する」と仮定するのが合理的です。また、個々の議員のレベルでは、「再選を果たすこと」が彼・彼女の最大の目標であり、「政策の実現」は二の次と仮定します。猿は木から落ちても猿だけど、議員は選挙に落ちればただの人ですから。 さて、まずはじめに申しあげるならば、本件分析は全くデータに依拠していません。どこかの新聞社が世論調査の個票データを公開してくれないかなあ。蒲島センセのアレも公開じゃないし。また、投票行動はこうも単純ではなく、様々な要因が影響することが研究により明らかになっていますが、様々な仮定の下に以下の