紐の2端で作る結び目には、次のようなものが挙げられる。 本結び ロープの端同士を結ぶ方法。いわゆる固結びのひとつ。新聞を縛るなど、生活の中で当たり前に使っている人も多い。次第に緩んでくることがあるため、恒久的に使うほどの信頼性はない。本結びは横結びとなっているが、縦結びよりも強度の点で優れている。 縦結び 本結びで2回目のロープを絡めるときの上下関係を誤るとこの縦結びとなるが、横結びと比べて強度が劣る。通常、使う場面は少ない。 蝶結び 端と端を結ぶ方法。一度2つの端を絡めたあと、左右に広がるような形に2つのループを形成させて再度結ぶ。蝶が羽根を広げたような形に見えることからこう呼ばれる。装飾性が高く、非常にほどくことが容易であるため、靴紐を縛る時やリボンで髪を結う時などに使われる。 外科結び 本結びと同様にロープの端同士を結ぶ方法だが、1回目にロープを絡めるときに1まわり多く絡めておく。