大阪・田尻町の教育長が、飲酒運転をしていた知り合いの車に同乗したとして、酒気帯び運転同乗の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、大阪・田尻町の用松進教育長(67)です。警察の調べによりますと、用松教育長は、ことし5月、大阪・熊取町のスナックで酒を飲み、店の68歳の女性経営者が酒を飲んでいることを知りながら、「家の近くのバス停まで送って欲しい」などと言って経営者が運転する車に乗った酒気帯び運転同乗の疑いが持たれています。 パトロール中の警察官が蛇行運転している車に気づいて飲酒運転が発覚し、運転していた経営者も酒気帯び運転の疑いで書類送検されました。 調べに対し用松教育長は容疑を認め、「家族を待たせるのが申し訳なくて車に乗ってしまった」などと供述しているということです。これについて田尻町は、「大変遺憾だ。今後は司法に判断を委ねるが、教育行政に停滞・混乱をきたさないよう全力を挙げて対応