オーストラリアで総合診療にあたるGP(General Practitioner)の専門医資格を取得し、第114回医師国家試験に合格し、2020年4月から日本で医師として働き始めたレニック・ニコラス先生。「日本とオーストラリアの架け橋になりたい」と話すレニック先生に、日本で医師として働くに至った経緯やGPの役割について、話をお聞きしました。(全3回) ――はじめに、先生のご経歴を教えていただけますでしょうか 生まれたのはオーストラリア南東部、ニューサウスウェールズ州にあるオルベリーという、人口約52,000人程の小さな都市です。 大学はシドニー大学に進み、研修先もシドニーの病院でした。その後GPの専門医資格を取得するために西オーストラリア州南西部の都市パースに移り、そこで2年間、総合診療医としての経験を積みました。 ――医学部に入学される前に教養学部に進まれたのはなぜですか? オーストラリア
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