新型コロナウイルスのデルタ株=国立感染症研究所提供 新型コロナウイルスの第5波で猛威を振るい、現在の主流であるオミクロン株よりも重症化しやすいとされる「デルタ株」が、神奈川県で検出されたーー。そんな情報が9日、SNS上に流れ、医師や専門家らの間でも「今後の感染の状況を注視するべき」と懸念の声が広がった。しかし、この情報を公開した研究機関は「間違いだった」と削除。本来はオミクロン株のはずが、なぜかデルタ株に「変異」するシステムエラーが起きていたことが、編集部の取材でわかった。いったい何が起きていたのか。 【写真】デルタ株の情報が掲載されたサイトはこちら * * * ことの発端は、世界各地で解析された新型コロナの遺伝情報が集まる国際的なプラットフォーム「GISAID(ジセイド)」。新型コロナ、鳥インフルエンザといったウイルスの情報を世界で共有する枠組みだ。各国で現在、どういった株が流行
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