そうこうしているうちに、 上期の授業は終わり、テストの季節がやってきた。 テストと言っても、学期末テストではない。 HSKと言われる中国語検定試験だ。 当時は、この試験で6級以上を取得できれば、 留学は成功だと言われていた。 ※現在のHSKは新漢語水平考試(新HSK)と呼ばれ、 2010年にリニューアルされたものです。 日本企業が求める中国語ビジネスクラスは、 この6級が基準となっているのだ。 6級を取得できれば仕事が探しやすくなるというわけだ。 また、留学生が本科に入学する条件も6級であり、 皆が6級をひとつの目標として頑張っているのだ。 ちなみに、 本科へ入れば英語が卒業条件になるため、 かなり英語も話せるようになる。 もちろん語学以外も学べる。 日本の大学は、ほとんど勉強することなく卒業するが、 海外では、それでは卒業できない。 進学に悩んでいる人は、検討してみる価値があると思う。