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2016年8月18日のブックマーク (5件)

  • 実は大ピンチだった曽我部恵一、レーベル休止も考えた制作を語る | CINRA

    サニーデイ・サービスには、ちょっと不思議なところがある。なんと言えばいいのか、たとえば彼らは、上手くやりたいと思っても、決して順風満帆とはいかない。渋谷系の人たちに憧れはしたけれど、自分たちはそうはなれなかったし、メンバーの関係性も上手くいかず、一度は解散してしまった。そんな彼らだから、復活してすごくいい時間が流れたと思った矢先、また今回、どうにもならない状況になったりする。この8月にリリースされたアルバム『DANCE TO YOU』は、曽我部恵一が、自分のレーベルをストップすることを考えるほどに、危うい制作だったそうだ。 しかし、冒頭で「不思議」と書いたのにはワケがある。サニーデイは、ちょっと上手くいかないところから、結果的には粘りに粘って素晴らしい作品を生み出してしまう、不思議な歴史があるのだ。今年で20周年を迎えた名盤『東京』も、そして今回の『DANCE TO YOU』も、まさにそう

    実は大ピンチだった曽我部恵一、レーベル休止も考えた制作を語る | CINRA
  • never young beachが語る「ただハッピーと思われるのは違う」 | CINRA

    never young beach(以下、ネバヤン)の1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』はまさに発明だった。「1970年代の日語フォークと、2000年代以降の海外のトロピカルなインディーロックの融合」という、誰もが思いつきそうで、誰も思いつかなかったこと。それを最良の形で作品に仕上げてみせたからこそ、ネバヤンの名前は多くの人に知られることとなったのだ。その分、次の作品に対するプレッシャーは相当なものだったと思うが、彼らは期待を大きく上回る新作を見事作り上げてみせた。 2ndアルバムの『fam fam』というタイトルは、スラングで「血縁の家族、堅い絆で結ばれた仲間」を意味している。バンドの中心人物である安部勇磨はこの1年でさまざまな出会いと別れを経験し、特に「別れ」は『fam fam』の裏テーマだと言っても過言ではない。しかし、安部は別れを悲観的に捉えることなく、今を楽しむた

    never young beachが語る「ただハッピーと思われるのは違う」 | CINRA
  • BuzzFeed Japan古田氏とヨッピー氏が語る、「ダメなメディアと良いメディア」を分けるたった1つのポイントは?

    キュレーションメディア、オウンドメディア、バイラルメディア、など、あらゆる形態のWebメディアが濫立している今、改めてメディアの在り方を考える必要がありそうです。 他媒体との差別化が難しい今、どうすればユーザーに選んでもらえるメディアになるのか、良いメディアには何が必要なのか。明確な答えを出せる方はほとんどいないのではないでしょうか。 今回は、D2Cソリューションズ主催のメディアイベントに登壇したBuzzFeed Japan 創刊編集長の古田大輔氏とライターのヨッピー氏による「良いメディアと悪いメディア」をテーマにしたディスカッションの様子をお届けします。 登壇者紹介 古田大輔氏 BuzzFeed Japan 創刊編集長。早稲田大政経学部卒業後、2002年朝日新聞入社。京都総局を振り出しに、社会部記者、東南アジア特派員、デジタル版編集などを担当。 2015年10月にBuzzFeed Jap

    BuzzFeed Japan古田氏とヨッピー氏が語る、「ダメなメディアと良いメディア」を分けるたった1つのポイントは?
  • MaNHATTAN×大原大次郎(デザイナー)対談 | CINRA

    クリエイター同士が共同で何かを生み出す時、大事なのは綿密な打ち合わせではなく、お互いに対する信頼感だと言えよう。赤犬の濱大輔と、元The Miceteethの藤井学、次松大助によって結成されたインストトリオ=MaNHATTANと、彼らのデビューアルバム『Far Trance』のジャケットを手がけたデザイナーの大原大次郎は、その出会いこそ偶然だったものの、お互いの作品に対する信頼感をはっきりと持っていた。あれこれ言わずに大原が自由にイメージしたデザインに対し、MaNHATTANのメンバー全員が興奮し、納得できていたのは、そこが一番の理由だろう。そして、その信頼の背景には、それぞれの「余白」に対する意識の近さがあったようだ。 個人がむき出しになるソリッドな編成でやるのは意義があるなって思った。(藤井) ―まずは、お互いがどう知り合ったのかを教えてください。 大原:最初は大さん(濱)と、沖縄

    MaNHATTAN×大原大次郎(デザイナー)対談 | CINRA
  • 「失踪を繰り返す父親」を撮り続けたカメラマンに会ってきた!

    (たびたび行方をくらませる父。息子であるカメラマンは、そんな父の姿を撮り続けました) まったく予備知識なく書店で手にした一冊の写真集に衝撃を受けました。 それは京都の出版社・青幻舎 から発売された『father』。 (金川晋吾『father』 青幻舎) 写真家・金川晋吾(かながわ しんご)さんが上梓した初めての写真集です。 まず気に留まったのが、帯にある「やっぱり生きていくのが面倒くさい」という手書き文字。 そして表紙には、ぼんやりと中空に目を泳がせながらタバコを吸うおじさんの姿。 確かに、なにもかも面倒くさそうな表情。 「やっぱり生きていくのが面倒くさい」と書いたのは、どうやらこのfatherらしい。 手にとってページを開いてみると……カメラマンがひとりのおじさんと正面から向き合ったり、尾行したり、隠し撮りしたり。 なんとこの写真集は「失踪を繰り返す父親の姿を息子が撮影する」という、どこ

    「失踪を繰り返す父親」を撮り続けたカメラマンに会ってきた!