IDC Japanは2009年10月15日,「国内オープンソースソフトウェア利用実態調査」の調査結果を発表した。調査によれば,オープンソース・ソフトウエアを導入している国内企業は17.1%,具体的に導入を検討している企業は7.1%で,約半数は景気後退が検討のきっかけだった。 同調査は,2009年8月に国内企業3939社を対象に行った。OSSを既に導入している企業は17.1%,具体的に導入を検討している企業は7.1%,これから導入を検討していく企業は17.9%だった。具体的に導入を検討している企業280社のうち47.1%が,「2008年の金融危機以降の不況によるIT投資削減が,OSSの導入検討のきっかけとなった」とと回答している。 IDC JapanではOSSを既に導入している,もしくは導入を検討している企業1088社に対し,OSSの利用実態について2次調査を実施した。既に実施済みのプロジェ