はじめに 学術論文の価値はその長さで決まるわけではない。短い論文であっても価値があるものは少なくない。例えば、DNAが二重螺旋構造をしているというワトソンとクリックの1953年の論文 [1] は、たったの2ページしかない。この20世紀で最も重要な科学的発見を示した英語で書かれた論文の語数は、1000語に満たないのだ。これだけの短い論文であるが、この発見によってワトソンとクリックはノーベル医学・生理学賞を受賞することになった。 それでは、短い学術論文はどこまで短いのだろうか。 要約文が短い論文 学術論文には、普通、数十語から数百語の要約文(アブストラクト)を付す。だが、この要約文が非常に短い論文が存在する。 ベリーらによる2011年の量子論に関する論文 [2] の要約文は“Probably not”(たぶん、そうではない)という2単語しかない。 ベリーらによる論文の要約文はたったの2語しかな
このところ、日本内外のスタートアップ・イベントをハシゴしていると、各所でロボティクスに関するパネル・ディスカッションが組み入れられていて、必ず話題に上るのは「アシモフのロボット工学三原則」だ。これは何もロボティクスに限った話ではない。スタートアップが生み出すあらゆるプロダクトは、世のため人のためのものではなければならないのは改めて言うまでもない。 昨年、ドコモ・ベンチャーズの第3期インキュベーション・プログラムを卒業した「OTON GLASS」も、まさにそんな世の中に役に立つプロダクトの最たる事例と言えるだろう。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の学生で、OTON GLASS を開発する Particular Design の代表を務める島影圭佑(しまかげ・けいすけ)氏は、自身の父が失読症を発症したことから、その父の日常生活の支援をモチベーションに OTON GLASS の開発に着手した
実業之日本社、酒井様より献本御礼。 ITシステムの罠31 システム導入・運用で絶対に失敗しないための本 作者: 安茂義洋,栗谷仁出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2015/04/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 酒井様いわく、何故使い勝手の悪いシステムが生まれてしまうのだろう、という疑問が本書発刊のきっかけとなったそうです。 本書は外資系コンサルのATカーニー社にてハーバード大のMBAを卒業された超エリートが監修をされております。システム部門、ユーザー、経営の3者が共通言語を持てるようになるまでの「罠」を31点挙げられております。ERP導入したけど現場で使っているのはExcelや野良システムっていうのはあるある過ぎますね。パッケージのカスタマイズを前提にするならスクラッチで組んだ方が結果的に安いケースが多いとかね。あるよね。 正直なところ、本書を読ん
最近、本業のTaptripで新機能の開発やコードレビューの数が多くなってきた中、 やはりエンジニアに必要なのは説明能力だなぁと感じることが多々あります。 これは受託の場合は全然違うよと言われるかもしれないし、裁量のある環境だけの話なのかもしれないですが、あくまで自分の感じたこととして考えをまとめておこうと思います。 エンジニアは説明することが多い 開発職じゃないとピンと来ないかもしれないですが、何かを説明することって意外と多いです。 例えばバグ修正をする時に、一番理想的な修正をするとテストも含め2日かかるけど、暫定修正なら半日で終わるみたいな場合。 「ユーザーへの影響が大きいので暫定修正で直して、次のリリースで回収できるように調整します」みたいな説明をしたりします。 もっとコードレベルの話で言うと、例えばこんなやりとりをしたりします。 ほとんど伏せているのでわかりにくいかもしれませんが、
ユーザーの期待に応えるクックパッドのUI/UXーWDF Vol.17 with HTML5 Experts.jp「アクセシビリティとUX」 仲 裕介(HTML5 Experts.jp副編集長) 3月14日に特定非営利活動法人Web Directors Forum(以下、WDF)とHTML5 Experts.jpの共催企画として、WDF Vol.17 with HTML5 Experts.jp「アクセシビリティとUX」が金沢にて開催されました。この記事では、その勉強会のセッションの模様をレポートします。 ユーザーの期待に応えるクックパッドのUI/UXー元山 和之 イベント最後のセッションは、クックパッドでデザイナーをされている元山和之さんです。今回のセッションでは、クックパッドが実践するユーザーファーストなサービス開発の様子を紹介していただきました。 余談ですが、クックパッドさんのプレゼンテ
って、ヒトは意外と多そうです。 とりあえず普段の業務はこなせているし、特に緊急性が高い技術でもなさそうだし、「興味はあるけどねぇ。そのうち」って感じで、知らないまま放置しちゃってて。 どっちかっていうとエンジニアやプログラマーよりの技術なイメージもありますよね。そこが、「難しそう。自分には関係なさそう」という距離感を生み、積極的に学習しようという意欲を奪っている原因かもしれません。 そこで今回はできるだけ専門用語を避けて、初心者向けに平たく「Gitって何?」ってことを伝えたいと思います。 「HTML & CSS + Photoshop」あたりをメインの武器に日々案件と戦うウェブデザイナーさんにとっても、Gitはきっと役立つツールですよ。 著者情報:この記事を書いた人 ウェブさえ web業界14年目。フリーランスwebデザイナーとして活動後、法人化。今でも年間100件以上のウェブサイトの企画
こんにちは、小野ほりでいです。 みなさんは仕事論を語る人って、好きですか? もしそうなら、そっとブラウザを閉じてください。 エリコちゃん ATMでお金を引き出すのに17分かかるOL。 ミカ先輩 17分待たされたことがあるエリコの先輩。 質問がきたよ! エリコちゃん! 村上春樹より先に始めたことでおなじみの質問コーナーに久しぶりにお便りが来たわよ! やったー! どうせキヨミさんからだろうなあ。 エリコちゃんミカ先輩こんにちは、いつも楽しく拝見しております。 先日喫茶店で4時間くらいスマホのゲームをしていたのですが、そのあいだ 隣の席にいた男性が目下らしき同席の男性に「仕事はこうでなければならな い」「あいつは分かってない」「会社は俺に頼りきり」など延々と自分がい かに有能であるかを語っていました。その時はあまり気にせず退店したので すが、よく考えたらそんなに必要とされている人物が平日の喫茶店
salesforceアクションをボタンで配置~レイアウトは好きにさせて!~ By hiko|11月 20, 2018|salesforce, Salesforce.com, | こんにちは。営業部の彦部です。 最近めっきり寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか。 先週、「コールセンター/CRMデ… Read More
「うんこを漏らすのは大変だ」 トリプル・ダブリュー・ジャパン中西敦士代表は『DFree』(ディーフリー)開発のきっかけを自身の体験をもとにそう語った。 DFreeは、おなかに貼るだけで便や尿が「10分後に出ます」という情報をスマートフォンに通知する排泄予知デバイスだ。4月24日からクラウドファンディングのREADYFORで予約販売を開始した。価格は2万4000円。2016年4月出荷予定。 超音波センサーで膀胱や前立腺、直腸をモニターし、膨らみや振る舞いから排泄を予知する仕組みだ。ニッセイ・キャピタルからの出資も決まり、世界中から問い合わせが殺到しているという。日本発の画期的製品、開発の苦労を中西代表に聞いた。 ●世界中の子供たちからコメントが届く ――開発したきっかけは。 うんこを漏らしたからだ。身をもって「うんこを漏らすのは大変だ」と感じた。 ――いつごろの話か。 2013年9月くらいだ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く