9月30日、 中国の習近平指導部が2024年の成長目標達成に向け、大々的な景気刺激策を打ち出した。上海の商業地区で2023年3月撮影(2024年 ロイター/Aly Song) [北京/香港 30日 ロイター] - 中国の習近平指導部が2024年の成長目標達成に向け、大々的な景気刺激策を打ち出した。経済成長のために、これまでの投資頼みから消費者重視にかじを切ったが、持続的な原動力にする道のりは険しい。 ロイターは先週、 中国財政省が新たな財政刺激策の一環で今年約2兆元(2840億ドル)相当の特別国債を発行する予定だと伝えた。うち1兆元が消費財購入の助成や子育て支援など消費喚起を狙ったものだという。 もっと見る エコノミストは、中国が消費重視へ政策を転換しなければ、1990年代の日本のような長期低成長に向かう可能性があると10年余り前から指摘していた。エコノミスト・インテリジェンス・ユニットの