1. Haskell とは Haskell は遅延評価を基本とする、純粋な関数型プログラミング言語です。 Haskell は簡単なことと難しいことが入れ替わったような言語で、 IO などの普通の言語ではなんでもないことが難しく、探索、構文解析などの むずかしいことが比較的簡単に出来ます。 Haskell は純粋な関数型なので、代入に伴うバグを気にしないですみます (参照透明性があるといいます)。また、 値は必要になって初めて求められるので、無限の大きさをもつデータを扱うことが出来ます。 例えば、奇数の最初の3つが欲しいときは take 3 [1,3..] と書くことが出来ます。 遅延評価を行わない普通のプログラミング言語では、途中に無限ループがあると そこで止まってしまいますが、Haskell の場合は必要な値だけを計算して、 最後まで実行してくれます。 Haskell のプログラムは、値