ことしのノーベル医学・生理学賞に北里大学特別栄誉教授の大村智さんが選ばれ、日本人研究者の受賞に各方面から祝福の声が寄せられました。 このうち、3年前に同じ医学・生理学賞を受賞した京都大学教授の山中伸弥さんは「人類の歴史で、感染症との戦いは非常に大事で、大村先生が成し遂げられた業績は本当にすごいと感じています」と話していました。 また、去年、青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学の天野浩特別教授は、大学を通じて、「大変大きな業績を挙げられ、特にアフリカの多くの人々を救った成果はまさに救世主ですね。ノーベルウイークを楽しんでいただければと思います」とコメントを発表しました。 大村さんの知人たちからも喜びの声が上がりました。大村さんが東京理科大学大学院に在籍していた当時、一緒に研究をしていた植木キク子さん(77)は「大村先生が定時制高校の先生をしながら熱心に研究に打ち込んでいたこ