19日に開催された「第7回迷惑メール対策カンファレンス」の午前中後半のセッションでは、インターネットイニシアティブ(IIJ)の櫻庭秀次氏が、送信ドメイン認証技術の普及に向けた課題についての報告を行った。 ● 送信ドメイン認証技術、転送問題など課題の克服で普及のサイクルを 櫻庭氏は、全メールに占める迷惑メールの割合の推移を紹介。多数の迷惑メール送信業者が利用していた米国ISPのMcColoが2008年11月にネットワークから遮断されたことで、一時的に迷惑メールの割合は低下したものの、その後割合は回復しているとした。また、McColoが遮断されたことで、迷惑メールの送信国が他国に分散する傾向も見られ、ボットネットを利用する迷惑メール送信も増えていることから、さらに迷惑メール対策が困難になっているという現状を説明した。 迷惑メール対策のうち、送信元を偽ったメールに対しては「送信ドメイン認証技術」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く