マルエツは11月末からカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する共通ポイント「Tポイント」を導入する。新たな顧客層を掘り起こすため、大手スーパーとしては初めてTポイントの会員データを活用した販促を始める。来年2月までにグループ全270店で利用を開始、年間で200億円の売上高の積み増しを見込む。 まず12月までに食品スーパー「マルエツ」210店で先行導入。そのうえで2013年1〜2月に都心部で多店舗化している小型店「マルエツプチ」で取り入れる。約90店で扱ってきた独自のポイント制度は廃止。マルエツは約170万人がTポイントカードを使い買い物すると見込む。 Tポイントはコンビニエンスストアやドラッグストアなどで導入が広がっているが、食品スーパーでは富士シティオなど一部にとどまる。マルエツはロゴ入りTポイントカードを発行。100円あたり1ポイントがたまる。 Tポイントの会員数は現在約
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