斬新工法に応札ゼロ 岐阜市の図書館機能付き施設 2013年02月07日10:20 岐阜市司町の岐阜大学医学部跡地に建設予定の図書館機能付き複合施設「みんなの森ぎふメディアコスモス」の本体工事をめぐり、市が昨年12月に一般競争入札で業者を募集したところ、応札がゼロだったことが6日、分かった。 施設の設計は、世界的に著名な建築家が手掛けており、グローブと呼ばれるドーム状の木造屋根など斬新な建築工法が随所にみられる。少なくとも数カ月は工期が遅れる見込みで、市は「国内でも例のないような建物だけに、業者が見送ったのかもしれない」と対応に頭を悩ませている。 市は昨年12月、本体建物と本体に伴う設備、空調など計4件についてそれぞれ総合評価落札方式の一般競争入札を実施。本体工事の入札参加資格の確認申請書は、共同企業体(JV)3グループが提出したものの、今月に入って2グループは辞退。残る1グループは技術提