その後、海老名に図書館を見に行ってみた。毎日、報道で図書館を巡る様々な事柄が伝えられる中、選挙を前にした市長が状況の収拾に乗り出したらしいことは報道で知った。日々の噂では、初期の混沌とした状況からは脱したらしいことは聞いていた。 どうやら、海老名のツタヤ図書館は言えばできる子らしく、状態は好転していた。棚の混沌とした状態は個人宅の本棚くらいの状態になっていた。まるでバラバラだった高層部分の書架も下の書架と繋がるように移動中のようだ。図書館員を呼ぶしかなかった高層部分へのアクセスも地下以外の各階に踏み台が用意されていた。最初からそうしておけば、ここまでの騒ぎにならなかったと思えるのが残念だ。 言えばわかる子らしいのでもう少し言うと、世の中には読み物にする本と調べものに使う本がある。読み物に使わない本は貸し出されることなんてほとんどない。そうした本は貸出回数で利用頻度を測るのではなく、調べもの
人間ドックのあと、午後に時間ができたので最近話題になっている海老名市立中央図書館まで出かけた。なにかとお騒がせの、ツタヤを展開するCCCが指定管理者になった公立図書館の東日本一号店だ。 着いて驚くのは都会の大型書店のようなド派手なエントランスで、3階までの吹き抜けになっているらしい。その壁に本がディスプレイされており、その真ん中に雑誌や文具類が平積みされている。平積みされている雑誌類はツタヤ書店の売り物らしく、まず、入った途端にどこから図書館が始まるのかがわからない。また、1階の半分はコーヒー店になっており、館内の掲示ではどの階に持っていって飲んでも食べてもいいことになっているらしい。安いブックレットや雑誌ならまだしも、数千円、数万円もするような発行部数が数百部しかない書籍を濡らしたり、汚したりするのはまずいだろうと、まず最初に、おぼつかない足取りでコーヒーを運ぶ初老の女性の姿を見て、違和
CCC(ツタヤ)運営の海老名市立図書館の指定管理の解約要求について 海老名市立図書館の著作権問題はこれから起こる個人情報漏洩の前触れでは? この三日間で起きた著作権侵害問題は、多くのマスコミが取り上げました。またまた海老名図書館の話題が全国を駆け巡っています。 朝日新聞WEB 公式HPで無断転用 神奈川・海老名の「ツタヤ図書館」 Yahooニュース 海老名市立図書館、画像無断使用で謝罪 なか2656の法務ブログ 海老名市ツタヤ図書館ネット上の画像・文章をパクリ著作権侵害 1.CCC(ツタヤ)は、全面的に非を認めたが・・・・ CCC責任者は、「社員教育を徹底し、再発防止に努めたい」と言っているが、あたかも社員の能力・不勉強に問題があったかのように聞こえる。事件の経過や組織的問題には全く触れていない。 また、公共図書館の指定管理者として絶対に守るべき著作権を確信犯として破ったとの反省もない。C
10年前の記事と全く同じイベント告知文 ツタヤ図書館こと、海老名市立図書館のサイトに、2016年の1月3日から10日まで行われる「新春 お正月むかし遊び」というイベントの告知がアップされました。 この告知文が炎上しています。 お正月の遊びといえば、羽根つきや凧あげなどの伝統的な遊びを思い浮かべますが、実際に遊んだことのある方は少ないかもしれません。 しかしそれではもったいない!世代を超えて楽しめ、親から子へ、祖父母から孫へ、伝承する喜びは格別! 遊びを通して知恵や発育を促すものばかりですし、お子さんにとっても素敵な思い出になるでしょう。 海老名市立図書館 より引用*1 短い告知文ですが、ちょっと個性のある文体ですね。 実は、この告知文と全く同じ文面が、2006年に書かれたAllAboutの記事に掲載されていることが指摘されています。*2 確かに、お正月の伝統的な遊びを解説する、AllAbo
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