北部九州総体のアーチェリー競技視察のため佐賀県入りされている高円宮妃久子さまは5日、武雄市図書館・歴史資料館を見学された。1階フロアを歩きながら、「居心地のいい空間ですね」と感想を話されたという。 話題の図書館とあって宮内庁側から視察を要望。案内した樋渡啓祐市長によると、「図書館で本を売っているのですか。(販売本と貸し出し本を)分けてないのですか」と驚かれたという。市長は「利用者目線に立ってこのようにしている」と説明した。 年中無休、午前9時から午後9時まで開館していることを説明すると「行きたくてもいけない人が多いので、いいことですね」と話された。市長は「評価してもらい、うれしく思った」と喜んでいた。 併設している歴史資料館の企画展「武雄~鍋島家・温泉・やきもの」も見学。説明した川副義敦学芸員は「歴史に興味があられるようだった」と話した。