初めに 〜私と雅楽〜 雅楽に関連する小説を書こうと思いました。 そのため、取材目的で『雅楽』を習うことにしました。 右も左も判らない状態で飛び込んだのは、小説で描く予定だった由緒ある大阪の楽所。 JRの特急に乗って、楽しくも充実した「遠距離通楽」の日々。 楽器の名称さえ判らなかった私は、その楽所で6年間お稽古をしました。 初級編〜上級編、番外編は、その楽所での練習記です。 (初級、中級、上級の区分は楽所のシステム上のものです)。 その後、諸事情から楽所を退所することになりました。 現在は地元福井の雅楽会に所属し、笙を吹き続けています。