日本との決勝トーナメント1回戦に臨むベルギーは、巷で流れている「圧倒的優位」の風潮に釘を刺している。現地時間7月1日、試合の前日会見に臨んだベルギー代表の主将エデン・アザールは、「楽に勝てるなんて思っていない」と語気を強めた。 今大会のベルギーは、まさに絶好調だ。グループリーグ1節のパナマ戦では3-0、2節のチュニジア戦は5-2と大勝。そして3節のイングランド戦では、アザールやルカクといった主力を温存させながら1-0と競り勝って、首位通過を決めた。 一方の日本は、最終節にポーランドに敗れながらも、フェアプレーポイントの差で2位の座を手にし、辛うじて決勝トーナメントに駒を進めてきた。 この2か国の対戦については、ベルギーが欧州主要リーグでプレーする選手を豊富に揃えるなどタレント力の差を誇ることもあり、米国メディア『Sporting News』は、「ベルギーが95%近くで有利となっている」と報
月曜日のロシア・ワールドカップ、ラウンド・オブ16の日本vsベルギー戦。一大決戦に向けて両チームとも調整に余念がないが、ベルギー代表の右サイドを担うFWドリース・メルテンスが聞き捨てならないコメントを発した。 「ワールドカップで優勝するよりも大事なことがある。“例”の得点数だよ!」 そう言ってベルギーの母国メディアの笑いを誘った。ナポリの韋駄天ならではのジョークである。 メルテンスが意図したのは、ベルギーの国内電機メーカー『Krefel』社が今大会向けに企画した斬新キャンペーンだ。期間中に同社製のテレビを購入した者には、とある返金オプションが付帯しているという。その条件が面白い。ワールドカップでベルギー代表が「16得点以上」を取れば、全額返金されるのだ。 ご存知の通り、ベルギーはグループリーグで出場国最多の9ゴールを挙げた。『Krefel』社にとってはスリル満点の状況となってきたが、ベルギ
HOME 各国代表大会 ワールドカップ ベルギーとイングランドが“無気力試合”? セスクがSNSで失望「楽しみにしていたが…」 ベルギーとイングランドが“無気力試合”? セスクがSNSで失望「楽しみにしていたが…」 2018.06.30 記事 強豪対決も主力を大量に温存 「彼らは1位か2位になることを気にしていない」 ポーランド戦の試合終盤にリードを許しながら消極的なパス回しを展開し、批判を浴びている日本代表だが、現地時間2日の決勝トーナメント1回戦で激突するベルギー代表にも“無気力疑惑”が上がっている。 「僕はこのイングランド対ベルギー戦を本当に楽しみにしていた。だが、本当にどうでもいい。彼らは1位になろうが、2位だろうが全くどうでもいいようだ。代わりにディナーに行ってくるよ」 自身の公式ツイッターでこのように綴ったのは、チェルシーの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスだった。すでにグ
ロシア・ワールドカップのグループH、フェアプレーポイントの差で決勝トーナメント進出を逃したセネガル代表選手たちが心境を明かした。『レキップ』が報じている。 0-1で敗戦した第3節コロンビア戦で今大会初出場を果たしたDFラミン・ガサマは「多くの失望がある」と語った。 「わずかな差でグループリーグ突破を逃すというのはとても残念さ。いくつかのイエローカードは僕たちでコントロールできるものではないんだ。相手に負けたくないからこそタックルしてイエローカードを受けることはある。でもそれもサッカーの一部なんだ」 日本戦を含む2試合に出場したMFアルフレッド・エンディアエも同様にショックを受けていることを明かした。 「イエローカードをもらったことが原因で敗退するなんて考えたこともなかったよ。不公平なことだと思う。こんな形で大会を去るなんて普通じゃないよ。僕たちは素晴らしいW杯を過ごしていた。失点が多かった
2度のW杯で指揮を執った元日本代表監督で日刊スポーツW杯特別評論家の岡田武史氏(61)は、西野采配に驚きの声を上げた。先発を6人代えてポーランド戦に臨み、最後は決勝トーナメント進出のためにボール回しに徹した。「自分にはできない」としながらも「結果が出たんだから、西野さんの勝ち」と高く評価。開き直った指揮官の勇気に感嘆し、日本代表のベスト8進出に期待した。 ◇ ◇ 岡田氏は驚きを隠せなかった。「すごく疲れた。6人代えた先発と、最後の試合の終え方。西野さんはすごい勇気だよ」。セネガル戦後、ポーランド戦も同じメンバーで戦うことを提言した。「自分なら、代えても2人。よく、あんなことできるな」と話した。 W杯経験者として、西野監督の考えも分かる。「前線でプレッシャーをかけるなら岡崎がいい。相手の左サイドをケアするために、酒井高を使う。いろいろ考えて合わせていった結果だろう」。もっとも、6
ボバン氏、日本の勝ち抜けに言及「ちゃんとサッカーをしていた、勝っていたというメッセージ」【ロシアW杯】 ロシアW杯で日本がフェアプレーポイントでセネガルを上回り、グループステージ突破を決めたことが世界的に議論を呼んでいるなか、ガゼッタ・デッロ・スポルトは国際サッカー連盟(FIFA)のズボルミール・ボバン副事務局長のインタビューを掲載。その制度について「意義は完全に競技に基づくものだ」と説明していた。 【驚愕サッカー動画】ドルトムント香川、今見てもやっぱり凄かった!! まずボバン副事務局長は「セネガルは残念だったが、同時にコロンビアと日本におめでとうと言いたい。彼らにはグループステージを通過する資格があった」と語った。そして「これもルールの一つだ。我々はイエローカードを多く取ったため資格はなかった」と試合後の記者会見で発言したセネガルのアリウ・シセ監督について「FIFAが言いたかった事を代弁
思いの丈を打ち明けた。就任わずか2か月で日本代表を2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出に導いた西野朗監督への信頼度を聞かれたときだ。MF乾貴士(ベティス)は「みなさんが西野さんのことをどう思っているか分からないけど」と口火を切り、バヒド・ハリルホジッチ前監督の解任から西野監督就任に至るまでの報道に関して疑問を投げかけた。 「記事をいろいろ見ていたけど、ハリルさんをあれだけ解任したほうがいいという報道が出ていたのに、実際に解任したら“なんでこの時期に”となっていて、俺は見ていてよく分からなかった」 W杯アジア最終予選後、チーム内には閉塞感と停滞感が漂い、3月のベルギー遠征では事実上、崩壊していた。日本サッカー協会は4月7日付でハリルホジッチ前監督との契約を解除したが、乾は「俺らからすると、その判断はそのときから素晴らしいと思っていたし、勇気ある決断だったと思っている」と指摘。その口調は徐々
G大阪、宇佐美貴史の先制弾と山田康太の古巣弾で柏を振り切る 今季初の4連勝で3位キープ 2024年06月17日 05:00
横浜FCのFWカズ(三浦知良、51)が、ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表が決勝トーナメント進出を決め一夜明けた29日、横浜市内の練習場で取材に応じ「3試合の結果が、決勝トーナメント進出の大きな目標を達成につながったと思う。ベスト16を突破することがもっと大事。これでまた、さらに引き締めていい準備して挑んでくれると思います」と期待した。 ポーランド戦の終盤は、日本はフェアプレーポイント(FPP)での16強進出を意識し、失点と警告を避ける戦いに切り換え、最終ラインでボールを回し続けた。1失点で踏みとどまり、結果、決勝トーナメント進出を決めた。93年、ロスタイムにイラクに追いつかれ、W杯切符を逃したドーハの悲劇を知るカズは「ドーハとは状況が違う」とした上で、こう持論を述べた。 カズ サッカーは5秒、10秒あれば1点入りますからね。セネガルが点を取った瞬間、日本は点を取らないといけない状
(28日、日本0―1ポーランド サッカー・ワールドカップ) 批判されるものではない。日本が試合の終盤に選択した、0―1での敗戦を受け入れた消極的にもみえるパス回しについてだ。 【写真】ポーランド戦の試合終盤、積極的な攻撃を控えた両チームのプレーに、早めに席を立つ人の姿もあった=関田航撮影 最初は少し驚いた。日本が点を奪い返し、引き分ければ、他会場のセネガル―コロンビア戦の結果は関係なく、1次リーグ突破を決められたからだ。 一方で、1点をリードされたセネガルが追いつけば、攻撃を放棄した日本は敗退に。退屈な試合、と観客のブーイングを浴びた賭けは「両刃の剣」でもあった。 ただ、試合後の日本選手の声を聞き、やはり「あり」の一手だと確信した。ピッチ上で選手が恐れたのは、1点を奪おうと、前がかりになってポーランドの逆襲を浴びることだった。日本が2失点目を喫すると、今度はセネガルが0―1の敗戦でも勝ち上
Japan reached the last 16 of the World Cup by having a better disciplinary record than Senegal - after losing to Poland in their final Group H game. The match finished in farcical fashion, with both sides happy to play the ball around at the back for much of the final quarter. Akira Nishino's side finished with the same number of points, goals scored and goals conceded as Senegal, but were shown o
サッカー日本代表MF原口元気(ハノーバー)が、ポーランド戦の終盤にペースを落とした日本の戦い方が一部で物議をかもしていることについて「3試合で突破することを考えて、自分たちがどれだけ戦ってポイント(勝ち点)をとってきたか、見てくれている人はわかると思う」と自身の考えを言葉にした。 原口は「(批判を)言いたい人は言いたいと思う」と、盛り上がりに欠けた事実には理解を示した。その上で、「本当の勝負の世界に生きて、国を背負って、真剣勝負をしている人には気持ちはわかると思う」と率直に話した。「批判している人は、本当にぎりぎりの戦いをしたことがない人なのではないか」と、直球の言葉で続けた。「突破したことに誇りを感じている」。結果がすべての世界で、厳しい状況を跳ね返したチームに胸を張った。 ポーランド戦の議論をよそに、すでに目線はベルギーとの大一番に向かっている。1次リーグも強者ぞろいだったが、FIFA
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く