プロセスデザインエージェントの芝本秀徳です。 きょうのエントリーのタイトルは、私がかつて上司に言われた言葉です。プロセスの改善、定義と言われたときの現場の気持ちをよく言い表しています。 ■ 「プロセス」という言葉への拒否反応 プロセスを確立しようとすると、現場から必ずといってもいいほど出てくるのは、 ・プロセスを決めたらクリエイティブな仕事なんてできない。 ・プロセスを決めることで、能力が活かされない人が出てくる。 ・プロセスを守れば、余計なコストがかかる。 などの意見です。この反応は当然のことですし、闇雲にプロセスを定義するだけでは、この懸念は現実となってしまいます。だから、「なぜ、プロセスをつくるのか」という根本的な問いに、答えなければならないのです。 「プロセスって何?食べれるの?」と上司に言われたころの私は、「なぜ、プロセスが必要なのか」を明確に説明する言葉を持っていなかったのです