デブリと呼ばれる宇宙を漂うゴミ。その数は増え続けていて、放置するとロケットや衛星と衝突するなど大事故につながるおそれがあります。デブリの除去技術を確立し、ビジネス化を目指すベンチャー企業の代表、岡田光信さんに、高瀬耕造キャスターがインタビューしました。岡田さんと高瀬キャスターはどちらも兵庫県出身、年齢も2つ違いのほぼ同世代です。 3月に打ち上げる衛星の模型を前に 高瀬:ガンダム世代ですよね? 岡田:(戸惑いつつ)ガンダム世代ですし、銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトで宇宙に興味を持った世代です。 高瀬:999、そうですよ、そうです。 岡田:ヤマトで、宇宙を知ったみたいな。 高瀬:みんな宇宙に憧れは抱いても、現実の仕事としてやろうという人はなかなかいないと思うんですよね。 岡田さんがやろうとしていることは、まさにSFの世界です。 地球の周りには、約2万とも言われる“ごみ”が弾丸のような猛スピード