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ブックマーク / standard.shiftbrain.com (2)

  • レスポンシブデザインに見るデザインカンプと実装との溝

    デザインカンプを基に実装する難しさはあらゆる場面で語られます。私の場合は特にレスポンシブデザインに関する仕様の解釈に悩む場面が頻繁にあります。 その問題点はどこにあるのでしょうか。私の制作したツールの紹介を通して、グリッドシステムのあり方やレスポンシブデザインの意味などを考察しました。 デザインカンプとワークフローの関係性 ウェブサイト制作のワークフローでは、クライアントとの上流での合意形成と開発者への指示書との役割をデザインカンプが兼ねるパターンがよくあります。デザイナーはウェブページの実装仕様を決定しながらデザインカンプを制作し、開発者はデザインカンプを通して前工程での決定を読み取りながら実装します。 デザインカンプを基に実装する難しさの一因は、それがシステムが取り得る状態のうちの一場面を切り取った単なるスナップショットでしかない構造です。 仕様を理解するためには、デザイナーが想定する

    レスポンシブデザインに見るデザインカンプと実装との溝
  • 文字サイズの比率と調和

    ウェブページのテキストはいくつかの文字サイズの組み合わせで出来ています。それぞれの文字サイズは情報の階層構造を表現するなどの役割を担いますが、同時にお互いが適切なバランスで調和しているべきです。そのため文字サイズはページやコンポーネントごとに場当たり的に決められるべきではありません。プロジェクトを通じて一貫したシステムを形成している必要があります。 そういった調和と一貫性を持った文字サイズのシステムを作るために、私たちのチームでは「調和数列」に基づいて一連の文字サイズを決めることがあります。調和数列とは等差数列(隣接する項が共通の差を持つ数列)の各項の逆数からなる数列です。 1, 2, 3, 4, 5, 6 ... // 等差数列 1, 1/2, 1/3, 1/4, 1/5, 1/6 ... // 調和数列 実際に調和数列を用いて文字サイズを算出する例を以下に示します。 $font-siz

    文字サイズの比率と調和
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