アクセス解析ツール「SiteCatalyst」やネット広告自動入札システム「SearchCenter」などを開発・販売する米オムニチュアは、2004年に日本市場に参入。2006年には日本法人を設立し、顧客企業の数を急速に増やしている。日本法人代表の尾辻氏に、日本におけるアクセス解析活用の現状と今後の事業戦略を聞いた。 日本企業のアクセス解析ツール活用の現状はどうか。日米での違いは。 日本には4年前に進出したが、状況は大きく変わった。4年前は、Web解析とは何かというところからスタートしなければならず、営業サイクルも長かった。しかし今は、企業にWeb解析をやらなければならないという認識があり、どのツールを使うのか、選定するだけといった状況になっている。 日米の比較では、解析をしてデータに基づいた意思決定をするというプロセス自体において、それほど大きな違いは無い。実際に使っているユーザーのレベ