8月退陣か続投か=解散の可能性も−政局シミュレーション 8月退陣か続投か=解散の可能性も−政局シミュレーション 菅直人首相が退陣表明して1カ月余り。首相は依然、具体的な退陣時期を示していない。再生可能エネルギー促進法案の成立など3条件を満たせば、「若い世代に引き継ぐ」としているが、8月中に退陣するかは不透明だ。首相はエネルギー政策が「次期国政選挙の最大の争点」とも発言。与野党には、8月の衆院解散の可能性を指摘する声もある。今後の政局の見通しを探った。 ◇3条件成立で新政権へ 首相が挙げた退陣3条件のうち、東日本大震災の復旧策を追加する2011年度第2次補正予算案は15日に国会に提出される。自民、公明両党とも「復旧・復興には協力する」とし、早ければ22日にも成立する見通しだ。 再生エネ法案は14日の衆院本会議で審議入り。自民党は、法案成立で負担増が予想される大口の電力使用業界に配慮して