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雑誌, 新聞2013年6月2日の日経朝刊19面、「経済誌のバックナンバーを電子化 図書館向けに」より。『週刊ダイヤモンド』のバックナンバー4,000冊を電子化して、図書館での貸し出し向けに販売するという取り組みについての記事。時代の流れは完全にそっちだし、書籍よりも綴じが粗い雑誌のアーカイブ方法としては絶対的に電子化の方が優れていると思うので取り組み自体はいいのだが、図書館での貸し出し方法が……。馬鹿なの? 利用者はまず、この「デジタルアーカイブス」を購入した図書館にタブレット端末やスマートフォンから登録。ログインして目次や著者名から記事を検索し、読みたい号を1冊単位で ”借りる” ことができる。図書館が定めた貸出期間中は、表紙や広告を含めて全ページを端末上で閲覧できる。ここまではええ感じ。未来って感じ。で、次に続く一文で全部ぶち壊し。太字にさせていただきます。 1人の利用者が借りている間
先週末のことである。これまで子どもと関わる仕事を続けてきて、街なかでも子どもの姿にはよく注意を向けてきたつもりだったが、「リード」をつけられて歩く子どもをはじめて見た。 リードとか「ハーネス」とか言うらしい。Amazonで調べてみると、幼児用にけっこうたくさんの商品が出てくるから、需要は高いのだろう。「迷子ひも」なんて呼び名もあるようだ。リュックサックにヒモがついたようなものもある。自分が見たのは、リュックなどがついていないために、もう本当に「ヒモでつながれている」感じが目立つものだった。ヒモ部分も1メートルぐらいはあり、親子の身長差を補うというレベルでもない。 そのようなものを使うことがあるらしい、と聞いたことはあった。ネット上で調べると、実際に活用している親によるコメントも簡単に見つけられた。その内容はと言えば、想像通りで、「虐待だと説教された」「嫌味を言われた」など、周囲から否定的に
小原篤プロフィールバックナンバー2002年、東京・六本木の俳優座劇場で「サンシャイン・ボーイズ」を演じる納谷悟朗さん=石川純氏撮影、テアトル・エコー提供熊倉一雄さんは、ヒチコックの声や「ひょっこりひょうたん島」のトラヒゲ、「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌などでおなじみ 前回に続き、俳優納谷悟朗さんの追悼です。しかしいま私は、文字で伝えることの限界を感じています。それというのも、テアトル・エコーで半世紀近く活動を共にした盟友・熊倉一雄さんが、2人のホームグラウンドである恵比寿・エコー劇場の舞台に上がって行った「お別れの会」(5月21日)のスピーチが、あまりに素晴らしかったから。 冒頭、ただ「昭和28年に」と言うだけで聴く人すべての心をわしづかみにする名調子。そして「悟朗ちゃんを、ずうっとずうっと、愛してやってくださいまし」という言葉の、心震わす哀調。名歌手のオペラ・アリアにも負けない音楽的な響き
人間対コンピュータの勝負である将棋の電王戦が盛り上がったのは、「プロ棋士が、コンピュータソフトに負けることへの関心」が高かったからでしょう。 でもね、人間は既に、多くの分野で機械に勝てなくなっています。でも私たちはそれをたいして気にしていません。 たとえば体力的なことで機械に負けても、悔しいと感じる人なんてもはやいませんよね。 「くそー、パワーショベルの野郎は何トンも持てるのに、俺は 100キロしか持てないぜ。悔しー!」などとは思わないし、「どんなに頑張ってもプリウスより早く走れない。あんなハイブリッドな奴にさえ勝てないなんて、オレはもう絶望だ」とも考えません。 人間は飛ぶこともできませんが、だからって、機械(飛行機)に対して悔しいなんて思わない。 「飛行機を作ったのは人間だから悔しくないんだ」って? そんなこと言ったら、将棋ソフトを作ったのだって人間です。今のところ、「人間を作った機械」
料理をしていて思うのだが、洋食は減塩に優れている。 例えばポトフ、水1600ccに対して、塩小さじ二分の一、固形スープの素二分の一個、塩コショウ少々、マスタード適量 これだけである、日本料理でこの水分量に対してこの塩加減にしたら、かなり薄味になってしまうが、ポトフはこれで十分美味しく出来る。 味の主役はローリエの香りや素材から出る旨みだ。 素材の旨みを前面に押し出した料理ではラタトゥイユもあるが、こちらも固形スープの素二分の一と、少しの塩コショウだけだ。 ブロッコリーのアリオ・オリオってのも凄い。 ブロッコリー1個に対して、味付けは塩2つまみこしょう少々のみ 味の主役はオリーブオイルとニンニクと鷹の爪だ。 塩分がめちゃくちゃ少ないにもかかわらず、パンチの効いた十分美味しい味になる。 洋食は不健康イメージがあったけど、減塩に関してはとても優れている。 健康を考えると日本料理でこれくらい塩削っ
長年にわたって「センセイ稼業」をしている人にとって「先生」と呼ばれることは自然なのかも知れないが、私にはしっくりこない。学生から「せんせー」と呼ばれるのは避け難いし、避ける必要もないだろう。だが、同年代や年長の社会人と大学の外で(喫茶店などで)お目にかかったときに「先生」と呼ばれると、「やめてぇな」と反応してしまう。わたしが自意識過剰なだけなのだろうか。同居人からは、すべての人を「さん」で呼ぶよう勧められており、わたしも「さん」が良いと思う。 参考 「さん」と「先生」のあいだ (内田樹の研究室) 札幌弁護士会 : 弁護士コラム 「隔週一言」 : 「先生呼称」 小中高の教員も先生であることに代わりはない。だが、わたしが違和感を覚える「センセイ稼業」は、医者、弁護士、学者、芸術家、宗教家、政治家である。これらの職業に共通しているのは権威だ。プロフェッション論の世界では、先生呼称をめぐる議論
犯罪者を反省させればさせるほど、累犯者が増える。それどころか、ちょっと悪いことをした人を反省させることを繰り返していけば、その家系からいずれ犯罪者が生まれるかもしれない、と著者は主張する。 うそだろ? とまず思う。しかし本書を読み進めれば、多くの人が「体感」として腑に落ちるはずだ。 ポイントは「反省すると犯罪者になる」ではなく、「反省させると……」だということ。そしてその「反省させる」とは、具体的には、子どもの頃から(少なくとも私は)言われ続けた「言い訳するな! 反省しろ!」といった態度のことを指す。こういったシチュエーションでの「反省させる」には、必ずといっていいほど「言い訳するな」と「相手の気持ちになって考えろ」という言葉がセットになっているが、何よりこれがいけない、というのだ。 著者はLB指標の刑務所で更生支援をしている。HONZの読者ならおなじみの言葉かも知れないが、Lはlongの
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実家で暮らして、母にご飯を作ってもらっていた頃 「ごめん。味見してないから」という一言にいつもイラついている自分がいた。 原因がわかっているなら、「味見」すればいいじゃないかと、思っていたし、言ってもいた。 時がたち、私が料理を作るようになった。 1日に何種類も作っているともう味見しているどころではない。 匂いと作業でお腹もいっぱいになってくる。 でも、お腹は減る。自分が作った料理意外の料理を食べたいと思うようになった。 味見が嫌になるほど母は料理を作ってはいなかったように思うが、それは個人の許容量の違いだろう。 ちょっとしたものを作っただけで、えらく感動していた母の気持ちが今ならちょっとだけわかる。
今年の「世界陸上」は8月10~18日にモスクワで行なわれる。注目は男子100m、ウサイン・ボルト選手の世界新記録更新。また同種目に17歳の現役高校生・桐生祥秀選手も出場、アジア人初の「10秒台突破」も期待されている。 高視聴率も見込める大会なのだが、いまだにMCが決まっていないというのだ。世陸」といえば織田裕二(45)。あの“アツ~い”ハイテンションな司会ぶりが定番のようになっていたのだが……。 「実は、織田さんのMCに難色を示しているのは、陸連(日本陸上競技連盟)なんです。以前から陸連理事の間で『世界陸上』の中継は、娯楽色が強すぎるという意見が出ていた。織田さんのあのテンションが、スポーツ中継にはそぐわないということだそうです」(テレビ局関係者) そして今回は、陸連からTBSに番組の内容を改善してほしい、という文書の形で要請があったという。 「これは織田さんにとってかなりのショッ
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