「もしドラ」がヒットして、ぼくはこれからも本を書くことで生きていこうと思った。 ところが、本がなかなか売れない時代になった。もともと、生きていくために本を書いていくつもりだったから、本が売れないと、書くことの意味も少なくなる。 それで、新しい道を模索する必要が出てきた。ぼくには、エンターテインメントのコンテンツを作るという仕事には変わりないが、本とは違う、何か新しい分野に足を踏み出す必要があったのだ。 しかし、どの分野に踏み出せばいいかというのは、なかなか難しかった。 今、コンテンツ業界は変革期の中にある。激動の時代だ。これまでのプラットホームが崩壊し、新しいプラットホームが胎動している。だから、その胎動している新しいプラットホームの中から、何が育つのかを見極めて、そこに賭ける必要がある。そこで、リスクを取って、挑戦する必要がある。 いろいろと思い悩んだ末に、ぼくは2つのプラットホームに狙
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