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学問に関するtakashi1982のブックマーク (15)

  • 五野井郁夫先生の「キャンセルカルチャーはデモクラシーを窒息させるのか」にはビビりました | 江口某の不如意研究室

    前のエントリではちょっとミル『自由論』の話して、出典の話で終ってしまったのですが、それではあんまり失礼かもしれないので、論文の内容にも少しコメントしておきたいと思います。 私が見るところでは、五野井論文は以下のような構成になっています。 不買運動などのボイコット運動は正当な民主主義運動ですし、それはツイッターでのハッシュタグ運動などに発展しています。(前回触れたミル解釈はここで出てくる)ボイコット運動の延長としてキャンセルカルチャー=コールアウトカルチャーを説明します。ハッシュタグアクティビズム、ノープラットフォーミングなどを紹介します。その問題点は恣意的になりやすいこと、いつ「キャンセル」が終るかわからないことなどです。キャンセルされた有名事例を列挙します。トマス・ポッゲ、ピーター・シンガー、J.K.ローリング、リチャード・ドーキンス、チャールズ・マレー、スティーブン・ピンカー、V.S.

    takashi1982
    takashi1982 2023/06/10
    このレベルで議論される必要はあるけど、Twitterというメディアには不向きで結果、非生産的な言論で占められている昨今の状況は端的に不幸だと思われる。
  • 路上飲み対策にも恋愛の南京錠をかけるのも民俗。民俗学者と街を歩く

    2021.10.4追記 この記事について、林の発言部分に誤解を招く表現があると判断しましたので該当箇所を訂正いたしました。関係者、読者のみなさまにお詫びします。(編集部 林雄司) 街を専門家と歩くシリーズ、今回もガチガチの鉄板回といえる学問系です。好きでしょう、学問を柔らかく教えてもらえるの。それも民俗学。はい、来ました。 妖怪とか民話とかおもしろそうな匂いもするけど今ひとつなんのことか分からない民俗学。そろそろ実態を知るときかなと思ってました。 渋谷の街を歩いて民俗ってなんなの?というところから教えてもらった。そしたらもう民俗だらけです。ではどうぞ! 今回は民俗学者の室井康成さんと東急東横線・田園都市線の渋谷駅周辺を歩く。民俗学という名前はよく聞くのだが実態はよく分かっていないのでまずはそこから教えてもらうことにした。 室井康成さん(左)デイリーポータルZウェブマスター林さん(右)とめぐ

    路上飲み対策にも恋愛の南京錠をかけるのも民俗。民俗学者と街を歩く
  • 「忘却されつつある歴史」に属する本|隠岐さや香さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン

    連載は2022年9月に書籍化されました。 羽仁五郎 編『學問・思想の自由のために』(北隆館、1950年) 今、地球上で最も読みづらいの一つは、20世紀後半の日の絶版である。そのことを実感する機会がつい先日訪れた。 近年は古い貴重な書物ほどオンラインで読めるという矛盾した状況になっている。私は18世紀フランスの科学史が専門だが、18世紀に出版されたフランス語のはそういう状況である。特にGoogle Booksが激しい勢いで書物をデジタル化してしまったこともあり、当時の新聞や雑誌を除けば、大半の刊はネットで読めるという感覚がある。 しかし20世紀の書物となると、著作権の問題があるので原則としてオンライン公開されない。無論、言語ごとの差もある。英語、フランス語は最近のでも最初の数ページくらいはGoogle Booksかオンライン書店のサイトで読める。だが、日語のはあまりそうなっ

    「忘却されつつある歴史」に属する本|隠岐さや香さんが選ぶ「絶版本」|かしわもち 柏書房のwebマガジン
    takashi1982
    takashi1982 2021/07/09
    それこそ、南原繁や戦後啓蒙を研究対象とする思想史研究者の出番でもあるように思う。(大いに期待)
  • 日本の研究力低下、つまずきは若手軽視 科技立国 落日の四半世紀(1) - 日本経済新聞

    科学技術が経済や安全保障を左右するいま、日の研究力低下が止まらない。米欧の後追いを脱却しようと、国は1996年度に科学技術計画を打ち出し、90年代後半には米国などに次ぐ地位を誇った。その後も世界のけん引役を担うはずだったが、日の研究力は中国などの後じんを拝し、今では世界9位に沈んだ。日はどこでつまずいたのか。落日の四半世紀を検証する。【次回記事】大学の研究力低迷、「選択と集中」奏功せず 広がる格差「科学研究から経済成長に必要なイノベーションを搾り取ろうとしたが、明確な成功はなかった」。英科学誌ネイチャーは8日付の論説で、約7年半にわたる安倍政権の科学政策を総括した。安倍晋三前首相は「世界で最もイノベーションに適した国を造る」として、出口を重視するトップダウンの大型プロジェクトを相次いで立ち上げた。首相がトップの科技政策の司令塔を「総合科学技術・イノベーション会議」に改称するなど、

    日本の研究力低下、つまずきは若手軽視 科技立国 落日の四半世紀(1) - 日本経済新聞
    takashi1982
    takashi1982 2021/01/17
    政府・自民党と経済界の悲願が達成されているじゃないか。正しく予想された結果なのだから成果を誇れば良いのではないか(皮肉)。/コメントにあるように技術力より電通を選択し、それを支持したのは有権者である。
  • お年玉にしてはショボいが:アダム・スミス『国富論』8章まで (その後9章まで) - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    その昔、1999年にプロジェクト杉田玄白をたちあげたときに手をつけたはじめた、アダム・スミス『国富論』、4章くらいまでやってその後ほとんど進んでいなかったが、この4日ほど気晴らしでがーっとやって、8章まで終わった。これで第一巻の半分くらいになる。10章と11章がやたらに長いんだよ。(その後9章も終わった) アダム・スミス『国の豊かさの性質とその原因についての検討』 89章まで (pdf, 1.1MB) アダム・スミス『国の豊かさの性質とその原因についての検討』 89章まで (epub, 0.2MB) お年玉にしてはショボいが、まあ新年に暇なら、読んで罰はあたらないと思うぜ。しかしアダム・スミス、こうして見ると当にいろんなこと考えていて、制度の影響とかインセンティブの影響とか、貧困削減の重要性とか労働争議問題とか、人口との関係とか、あれもこれもすでにここにあるというのはスゲえもんだ。経済成

    お年玉にしてはショボいが:アダム・スミス『国富論』8章まで (その後9章まで) - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • ケダモノ・ケダラケウス・ヒグマヌス13世 on Twitter: "全然学問としてのそれに興味ないひとが自分の秩序意識を守りたい動機でいっちょかみしてくの、歴史や教育からとうとう文学にまで来たかって感じ…頼むからやめて欲しい。せっかく無料で専門知識をありがたく傾聴させていただいてるのに、なんでこう… https://t.co/tHGDk4TUMz"

    全然学問としてのそれに興味ないひとが自分の秩序意識を守りたい動機でいっちょかみしてくの、歴史教育からとうとう文学にまで来たかって感じ…頼むからやめて欲しい。せっかく無料で専門知識をありがたく傾聴させていただいてるのに、なんでこう… https://t.co/tHGDk4TUMz

    ケダモノ・ケダラケウス・ヒグマヌス13世 on Twitter: "全然学問としてのそれに興味ないひとが自分の秩序意識を守りたい動機でいっちょかみしてくの、歴史や教育からとうとう文学にまで来たかって感じ…頼むからやめて欲しい。せっかく無料で専門知識をありがたく傾聴させていただいてるのに、なんでこう… https://t.co/tHGDk4TUMz"
    takashi1982
    takashi1982 2020/12/09
    日本語だけでもなんとか「なりそうな」文系学問(実際はなんともならないんだが)だと、ただ文字が読める程度の理解でも内容がわかったかのように絡んでくるのが害悪だよね。そういうのを入試現代文で叩き切る訳だが。
  • 06_文系不要論の系譜学──「二つの文化論争」から見えるもの|光文社新書

    人文学の源流を訪ねて 前回私は、日学術会議問題という時事的問題から、人文学叩きの問題、そして「役に立つ」学問と教育をめぐる問題を論じた。連載で一貫して論じてきたところではあるが、そこで明らかになったのは、人文学批判、そして人文学を「役に立たない」学問にカテゴライズして葬り去ろうとする動きの文脈には、新自由主義の緊縮財政があり、また緊縮財政を背景とした大学内部での「政治」(人文学を担う旧教養課程が「狩り場」となったことなど)が存在したことだった。 学問が「役に立つ/役に立たない」こと、そして人文学が役に立たない学問の代表として扱われていることには、確かに現代の新自由主義特有の論理があるだろう。しかし、「役に立つ/立たない」という問題設定と人文学の位置づけは、まったく新しいものとは言えない。ほぼ近代の人文学の始まりから存在してきたのではないだろうか。 今回は、一旦現在の日から離れて、「文

    06_文系不要論の系譜学──「二つの文化論争」から見えるもの|光文社新書
  • 美学をしない人のための簡単な美学リーディングリスト:音楽とその他について|村上麗奈

    概要この記事は美学を専門的にやらない人間のための文献リストです。専門的に研究をしている方が書いた美学や分析哲学の文献リストはいくつかありますが、これはそれよらよりもかなり初心者向けです。「美学を学びたい」という人よりも「音楽について哲学的に考えたい」みたいな感じの人を想定しています。趣味で美学のトピックを読み漁っているだけの私が今まで読んだに基づいているので、美学は美学でもかなり偏りがあります。美学の概要と音楽美学、また興味のあるトピックに関する書籍の紹介となります。 専門的に美学をやりたい人は研究者の文献リストを参考にするなどしてください。

    美学をしない人のための簡単な美学リーディングリスト:音楽とその他について|村上麗奈
    takashi1982
    takashi1982 2020/09/01
    わかると楽しいよね。
  • アンチフェミのための本当の社会構築主義入門

    以下では、フェミオタク叩きをする根幹思想”社会構築主義”とは?における主として次に挙げる2ツイートの問題点の指摘と、関連して宇崎ちゃんの献血ポスターについての議論を行う。 そもそも 「社会構造ってなに? どこにあるの? どうやって見つけるの? それは反証可能性あるの?」 って、どの研究書を読んでもまともに書いてない。ただ、「ある」ってことを前提にして話をしてる。 そもそも「社会構築主義」に限らず、社会学において、社会構造と人間の行為の関係は、最も根的なところでまったく解明されていない。 人間が社会構造を作り、その社会構造が人間を規定するというのがどういうことなのか(ミクローマクロリンク問題)、社会学出来てから100年以上全くわかってない。 この文章を書いた理由としては、上記Togetterがあまりに「社会学」についてのひどい誤りを書き散らしているにもかかわらず「参考になった」的なコメン

    アンチフェミのための本当の社会構築主義入門
  • 今さら労働価値説? - himaginary’s diary

    ブランコ・ミラノビッチが直近のブログエントリで、経済学者の間でも誤解がみられる、として労働価値説を改めて解説している。そこで彼は、小商品生産(petty commodity production)において生じる労働の剰余価値(surplus value)の話を説明した上で、その話を資主義経済に拡張しようとしても、資主義経済の均衡価格は(各部門のリスク調整後利益率が収束する)マクロ的な資利益率で決まるので、上手く行かない(=転形問題(transformation problem)が生じる)、と解説している。そして、マルクスの労働価値説を以下のように斬って捨てている。 Now, if Marx, Walras and Marshall agree on the equilibrium price in capitalism, where is the labor theory of va

    今さら労働価値説? - himaginary’s diary
  • 文系における講義の重要性 - Thirのノート

    thir ノート:覚え書き。断片的かつあまりまとまりのない文章を記録/公開しています。詳しい方針は自己紹介にて。

  • 笠原ゼミと南京事件 - 日本近現代史と戦争を研究する

    ■笠原十九司「『南京大虐殺』と歴史研究―ゼミ討議を通して考えたこと―」『歴史地理教育』376、1984.12 1983年度、宇都宮大学教育学部の東洋史ゼミにおいて 笠原氏は、鈴木明『「南京大虐殺」のまぼろし』、洞富雄『決定版・南京大虐殺』をテキストに用いた。 一回のゼミで一章を進めるという形式。 鈴木明『「南京大虐殺」のまぼろし』第一章を読んでの討議では、 出席者23名中、9名が南京大虐殺があったことに疑問を呈したという。 「まぼろし化」を批判したのが7名、中間的意見が7名であった。 第二、三章では、「百人斬り」がなかったことを扱うが、 5名が「まぼろし化」説に共鳴した。 このを何のコメントもなしにいまの学生に読ませた場合、鈴木氏の百人斬り否定の論理に、かなり容易に引き込まれていくことがわかる。 (62頁) 「容易に引き込まれ」る原因はどこにあるか。 笠原氏は次のように述べる。 その原因

    笠原ゼミと南京事件 - 日本近現代史と戦争を研究する
    takashi1982
    takashi1982 2008/01/15
    無知は犯罪である。と断言できれば楽なんだけど、そう一括も出来ない世相において、知らない世代にどうやって教えていくかが問われるのかも。いままでどんな本読んできたのかと言えないあたりがまどろこしいね。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…

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    takashi1982
    takashi1982 2007/10/27
    自戒もこめて…。
  • 文系教授の恐ろしさ - 旧 はてブついでに覚書。

    お断り:えっと、100%主観の話をします。 大学に入ったとき、(文系の)教授たちの勉強量というのを 垣間見ることがちょくちょくあったけれど、 それを見て、ああ学問の世界に自分は無理、と 早速挫折した記憶がある。 理系は、他人に話を聞いてほしくばまず英語で書け、という 素晴らしい効率化がなされているけれど、 文系は、興味があるなら俺の母国語を勉強しろよ、 という世界である(わりと)。 で、その国の言葉を勉強すれば理解できるかというと、 んなこたーない。 行間というものがどの国の言葉にもあって、それを理解しないことには始まらない。 国際的に共通した術語の定義がされる理系と違って、 国ごとに概念の集合(たとえば”愛”が何を指すかとか)が違う自然言語を そのまま利用している、もしくはオリジナルに概念を製造しているので、 つまりはその国の文化や時代性を理解しないことには、「専門」として 語るまでにた

    文系教授の恐ろしさ - 旧 はてブついでに覚書。
  • 「トンデモ原論」――人文系の「ニセ科学」対策 - 朴斎雑志

    科学のようで実は科学ではない「擬似科学」で今最も注目されているのは「水からの伝言」であろう。学習院大学の田崎晴明氏が最近 「水からの伝言」を信じないでくださいというわかりやすい啓蒙サイトを発表されたので、どのようなものか知りたい方はこちらを見ていただきたい。 擬似科学(「ニセ科学」と呼ぶ人も多い)は相手にしないというのがこれまでの研究者の態度であったが、「水伝」は小学校で道徳の教材として使われるなど、自然科学の枠を越えた悪影響が目立つようになったため、さすがに無視を決め込み続けるわけにはいかなくなり、多くの学者が批判や啓蒙の活動を始めている。 私もトンデモ「研究」の見分け方・古代研究編というサイトをやっている関係上、この問題はずっと注視してきたが、啓蒙活動をする研究者と一般の人々とのネット上でのやり取りを見ていると、いろいろと考えさせられるところがあった。以下に何点か記しておきたい。 その

    「トンデモ原論」――人文系の「ニセ科学」対策 - 朴斎雑志
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