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ブックマーク / blog.kentarok.org (15)

  • 効率的に新しいことを学ぶ方法 - Kentaro Kuribayashi's blog

    社内SlackTwitterなどで、自分が新しいことを学ぶ時に実践していることを書いたりしていたのだが、今日メンバーと1 on 1をしていて、あらためて新しいことの学び方について訊かれたので、ブログにも簡単にまとめておく。 まず前提として、学ぶ対象の「新しいこと」とは何かについて述べておく。ここでいう新しいこととは、研究やイノベーションに関することではない。そういうのは、ググっても出てこないレベルの新しさなので、このエントリで述べる対象ではない。ここでいっているのは、自分にとって新しい知識であり、かつ、既に一定の蓄積があるような内容のことである。 それをひとことでいうと、入門書があるような領域ということになる。たとえばプログラミング言語はメジャーなものはたいてい当てはまるし、DockerとかKubernetesのような技術要素も入門書があるし、もっと広く学問一般についても当てはまる定義で

    効率的に新しいことを学ぶ方法 - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 書評『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』 - Kentaro Kuribayashi's blog

    エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド』を、版元のオライリー・ジャパンよりいただきました。ありがとうございます。 エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド 作者: Camille Fournier,及川卓也(まえがき),武舎広幸,武舎るみ出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2018/09/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 結論からいうと、インターネットに関わるソフトウェアエンジニアの方は、ぜひ読まれるとよいと思います。マネジメントへのキャリアパスを考えている人にはおおいに参考になるだろうし、コードをバリバリ書いていきたいという方にとってもエンジニア近辺の登場人物の特性を知っておくことは損にはならないでしょう。 ソ

    書評『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』 - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 『みんなのGo言語 - 現場で使える実践テクニック』の紹介 - Kentaro Kuribayashi's blog

    著者のおひとり、 @songmu さんより『みんなのGo言語 - 現場で使える実践テクニック』をいただきました。ありがとうございます。 みんなのGo言語[現場で使える実践テクニック] 作者: 松木雅幸,mattn,藤原俊一郎,中島大一,牧大輔,鈴木健太出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/09/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 今年に入って『プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)』が翻訳されたように、日語で読めるGo言語についての書籍もずいぶん充実してきたようです。Go言語の良さとは、「早い人ならば1日、遅くとも数日で言語仕様の全容を理解できる」*1ほどにシンプルな仕様にもあることは、『みんなのGo言語 - 現場で使える実践テクニック』(以下、書)でも「はじめに」において述

    『みんなのGo言語 - 現場で使える実践テクニック』の紹介 - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 大きな構想を持つこと - Kentaro Kuribayashi's blog

    DeNAのZIGOROuさんによる技術選択とアーキテクトの役割というスライドを拝見して、大いに感じるところがあったので、少し書く。といっても、技術的な話というよりは、もうちょっと違うレイヤの話(技術選択についても思うところはあるのだけど、それはそれについて述べたスライド*1を参照していただきたい)。 経験曲線効果 経験曲線効果という言葉がある。元は、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のコンサルタントによって提唱されたものだ*2。このような図*3を見たことがあるだろう。 Wikipedia*4には以下のように説明されている。 経験曲線効果(けいけんきょくせんこうか、experience curve effect)とは、経験と効率との間の関係を示す経験則である。単に経験効果とも呼ばれる。一般に個人や組織が特定の課題について経験を蓄積するにつれて、より効率的にその課題をこなせるように

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  • Kindle Voyageを購入した - Kentaro Kuribayashi's blog

    今日発売のKindle Voyageが早速届いた。 Kindle Voyage届いた Kindleは、Fire初代 → Touch → Paperwhite初代と使ってきて、いまは amazon.comのはPaperwhite amazon.jpのiPadKindleアプリ で読んでいる。なぜ分けているかというと、アカウント統合がうまくいかなかったからというのと、jpで買うのは漫画もあるのでという理由。今回Voyageを買ったので、jpについても書籍はVoyageで読むことにする。 で、早速空き時間に数十分ほどを読んでみたのだけど、Paperwhiteとくらべて2倍ぐらい高いけど、なんでそんな高いのかはよくわからなかった。 Paperwhite初代に比べると反応はやいのはいい ページ送りのハードウェアボタン(?)は悪くはないけど、なくても困らない 他なんかいいところあるの? とい

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  • YAPC::Asia 2014で「いろんな言語を適材適所で使おう」という話をした #yapcasia - Kentaro Kuribayashi's blog

    YAPC::Asia Tokyo 2014で、いろんな言語を適材適所で使おう - YAPC::Asia Tokyo 2014という話をしてきました。 これまでのソフトウェアエンジニアとしての経験から、継続的に価値を提供し続けるための技術選択はどのようにあり得るのかということをずっと考えていて、「「技術的負債」を問いなおす」というタイトルでJAWS DAYS 2014で話してきた #jawsdaysや、GMOペパボのエンジニア新人研修 #lldiverという発表でもそのあたりの問題意識に基いて話したりしてきました。今回の話は、では、それらの延長線上での、将来における技術選択の最適化について考えてみました。 もうちょっとちゃんと定量化できる感じにしたいけど、まだまだ難しそうだなあという感じ。もうちょっと深堀りして考えていきたいと思います。

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  • リリースの高速化はWebサービス企業にとって最重要である - Kentaro Kuribayashi's blog

    インターネットを眺めていたら、リリースの高速化自体を目的化するのではなく、ビジネス成果によって成否を判断するべきだという主張があったので、思うところを書いておく。起点は他社さんにおける議論だが、そこは問題ではなくて、もし自分の関わるところでそういう議論が起こったら、自社の技術に対してそれなりのポジションにおいて関係する人間としてどのように考えるべきだろうかという視点で述べる。 リリースあるいはリリースの高速化自体を目的化するのではなく、その結果としてのビジネス的成果が大事だということは、マネジメントにとっては当たり前なわけで、いちいちいうまでもないことだろう。そもそも、サービスが圧倒的に成長し続けていれば、リリース頻度 = 成果になるはずだ。現状そうでないのであれば、成長速度が遅いということになる。エンジニア技術を尽くしてリリース速度を向上させたにも関わらずそれが成果に結びつかないとした

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  • 書評『Chef活用ガイド - コードではじめる構成管理』 - Kentaro Kuribayashi's blog

    『Chef活用ガイド』をご恵贈いただきました。ありがとうございます。 Chef活用ガイド コードではじめる構成管理 作者: 澤登亨彦,樋口大輔,クリエーションライン株式会社出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2014/04/25メディア: 大型この商品を含むブログを見る Immutable Infrastructureだから冪等性とかいらないんだーとかいう昨今ですが、そう簡単にはことは進まないので、ChefなりPuppetなりには今後もしばらくは活躍の余地があるだろうという見通しが共有されているところです。『入門Chef Solo - Infrastructure as Code』から1年経ったいま、決定版ともいえるような書籍が刊行されました。Chefの入門者はもちろん、Chefやその周辺環境をより深く知りたいユーザにとっても、有用な情報が満載である

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  • ペパボのエンジニア新卒採用説明会向け資料 - Kentaro Kuribayashi's blog

    ちょっと前のことになりますが、エンジニアの新卒採用プロセスにおいて、技術基盤チーム + 新卒で入社した若いエンジニアという組み合わせで、エンジニア志望の学生向けに説明会を行ったりしていました。その時に使ったスライドを、その時からspeakerdeckで公開していたのですが、アナウンスしていなかったので、あらためてお知らせいたします。 お喋りで補う、というか、そちらの方が多かったので情報価値はあまりないかもしれませんが、新卒採用に限らず、ペパボのことがちょっと気になっているという方向けに少しは役立つこともあるかもしれません。 あわせて読みたい: キャリア採用 / アルバイト採用 | 採用情報 | GMOペパボ株式会社

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  • Immutable Infrastructure時代のConfiguration Management Toolの要件およびその実装について - Kentaro Kuribayashi's blog

    稿では、"Immutable Infrastructure"時代におけるconfiguration management tool(以下、CMT)の要件およびそれを満たすツールについて議論する。 背景の整理 "Immutable Infrastructure"とは、2013年6月、Trash Your Servers and Burn Your Code: Immutable Infrastructure and Disposable Components - Chad Fowlerにより提唱された概念だ。ある種のプログラミング言語における不変性がプログラムにおける厄介な問題を解決するように、サーバの状態を不変な(正確には、状態を変更しない)ものとすることで、成長し続けるソフトウェアにとって避けられない、時間の経過によりもたらされる種々の問題が、解決可能であるとする。 そもそもどのような

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  • 【無料】「継続的Webサービス改善ガイド」(WEB+DB PRESS Vol.75)【公開】 - Kentaro Kuribayashi's blog

    以前寄稿したWEB+DB PRESS Vol.75の特集を、Web上でも読めるよう公開しました。 継続的Webサービス改善ガイド:特集|gihyo.jp … 技術評論社 今日は、僕の書いた「第1章 なぜ「継続的Webサービス改善」が必要なのか~変化に対応し,10年後も生き残るWebサービスのために:継続的Webサービス改善ガイド|gihyo.jp … 技術評論社」が公開されました。 特集全体の趣旨は以下のような感じです。 特集のテーマは「継続的Webサービス改善」です。できるだけ長い間,ユーザに価値を提供し,利潤を生み続けるWebサービスを運営するためには,継続的な改善を行うことが必要です。Webサービスを改善するには,技術的な取り組みはもちろん,開発投資とそのリターンという経営的な観点,チームビルディングなどの開発プロセス,ビジネスメトリクスへの注視など,考慮すべきことがたくさんありま

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  • 情報共有の必要性について

    エントリは、社内向けに書いた記事を公開するものです。 なぜ情報共有するのか みなさんご存知の通り、コーポレートサイトにて、以下のように謳われています。 意見やアイデアは、ミーティング、社内SNS、メールなどで積極的に発言しましょう。不採用かもしれないと思っても、他のアイデアと合わさることで新しいものになることがあります。そのために、すべてのアイデアに耳を傾けると同時に、頭に浮かんだことをどんどん外に出しましょう。 また、インターネットで表現し続ける、コミュニケーションし続けることを楽しんで、自分たちが一番のユーザーであることを心掛けましょう。 大切にしてほしいこと | 採用情報 | 株式会社paperboy&co. このことからもわかる通り、様々なことに関してアウトプットを行い、広く共有することは、我々みなに求められていることです。 組織面からの理由 他にも理由があります。それは、我々が

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  • これから使い始めたい人のためのVim講座 全1回 - Kentaro Kuribayashi's blog

    よくある話ですが、コマンド一覧とかを表にして憶えようとしたって、絶対に無理です。そんなの、異常の記憶力の持ち主しか憶えられません。まずは、理屈はなんでもいいからとにかく30分でいいので集中できる時間を取って、以下のコマンドを実行し、チュートリアルをひと通りやってみるのが一番の近道です。 $ vimtutor その後『実践Vim 思考のスピードで編集しよう!』などを読むといいと思います(達人出版会から電子書籍版も出ています)。 ref: これから使い始めたい人のためのEmacs講座 全1回 実践Vim 思考のスピードで編集しよう! 作者: Drew Neil,新丈径出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/08/29メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る

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  • 書評『Running Lean 実践リーンスタートアップ』 - Kentaro Kuribayashi's blog

    『Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)』をご恵投いただきました。ありがとうございます。 Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES) 作者: アッシュ・マウリャ,渡辺千賀,エリック・リース,角征典出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2012/12/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 書は『リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』でお馴染のエリック・リース氏が監修を努めるThe Lean Seriesの第一段としてオライリーより刊行された書籍(実際には原著第2版)の邦訳です。どうすればサービス開発をうまくやっていけるのかと、あれこれと思いを巡らせていた昨年末に「リーン・スタート

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  • 書評『Webサービスのつくり方 - 「新しい」を生み出すための33のエッセイ』 - Kentaro Kuribayashi's blog

    和田裕介(yusukebe)著『Webサービスのつくり方 - 「新しい」を生み出すための33のエッセイ』をご恵投いただきました。ありがとうございます。を書いているという話はYAPC::ASIA 2012のトークなどでうかがっており、楽しみにしていたので、うれしく思います。 Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus) 作者: 和田裕介出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/11/20メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 85回この商品を含むブログを見る 和田さん、というか、yusukebeさんとは、もちろん彼我の差は歴然としてあるにせよ、プログラミングの学習過程や時期がだいたい重なっていて、第1章の「心構えと下準備」で述べられている内容など、自分もそのように歩んできた身なので、共感を覚えます。そのあ

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