プラスの面を見つける「能力」を磨こう 田中:僕、何でも楽しめる力って必要だと思うんです。シニカルで悲観的で批判的なのが一番どうしようもない。楽天的で行動的であること、それが生まれ持った性質でなくてもいいけれど、それを目指すほうがいいよねとか、「楽しもう」と互いに認識していたいなと。 近藤:プラスの点を見つけられるというのは能力が必要であり、すごい才能の一つですよね。なぜならとても難しいので。例えば、新しい案に対してマイナスのことを見つけて非難するのは誰でもできます。だけど、いいところを見つけるには、「提案している側の内容を全部聞いて把握・理解し、自分の価値判断と照らし合わせた上でジャッジする」。 ──つまりは、自分の哲学が確立されていなければ言えないでしょう。だから、批判よりはいいことを指摘する方がよっぽど難しく、価値がある。この考え、常識にしたいですね。ぜひ流行らせましょう(笑) もちろ