「最近は賭博問題で頻繁にお客さんに怒られてますよ。『巨人、何やってんだ!』って。ボクはひたすら謝るだけなんですけどね」 東武東上線・上福岡駅近くのお店を訪ねると、條辺剛さん(34)はこう切り出した。 2001年、高卒2年目ながら長嶋監督率いる巨人の中継ぎ右腕として活躍。翌年もリリーフとしてリーグ優勝に貢献した。ところが、この年を最後に右肩痛に苦しみ、以後3年間は二軍中心の生活に。05年オフ、24歳の若さで戦力外通告を受けると「第2の人生」を余儀なくされた。 「小さい頃から飲食店経営の夢はあったので、野球をやめた後はその道に進もうと思っていました。でも、経営については素人。そんな時、先輩の水野さん(雄仁氏=現野球評論家)の紹介を頼りに、06年から宮崎の製麺所勤務を経て、香川県にあるうどん店で修行させてもらうことになったんです」 修行先は讃岐うどんの名店「中西うどん」。いざやってみると
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