さる7月22日に、獨協大学で春学期に担当した「金融資産運用論」と「会社と社会の歩き方」の試験を行った。 形式は両科目とも同じで、問題は4題のうち1題を選択し800字~1000字くらいの記述式で回答して貰う試験にした。問題は事前の授業で公開し、持ち込みは全て自由とした。サラリーマンなら文章を書く時にネットを検索できるわけだから、試験中の携帯での検索もOKとした。 こちら側の趣旨は、相談抜きで自分の力で書けるベストの答案を見たい、ということだった。要は、私の話が理解されたかどうかを知りたかった。内容を理解しないで書くと、何を持ち込んで書いたとしても、記述式だとボロが出るので、答案から理解度を推測することが出来ると考えた(この狙いは、そう外れていなかった)。 もう一つには、試験をきっかけに何かを勉強してくれたら、それも良かろうとも思っていた。 こちらとしては、今年の秋学期以降の授業の参考データが